FC2ブログ
ホームにもどる

CIAOちゅーるの開発者に感謝!

 翌日、近所のペット用品が豊富な店に行って、カロリー2倍ちゅーるや総合栄養食のちゅーる、猫用カロリーエースや猫用ミルクを購入。
 ひとりがデニを洗濯ネットに入れたまま固定し、もうひとりがちゅーるを口へと運ぶという作業を繰り返した。

 すると回を重ねるごとに少しずつ、食いつきがよくなっていった。

 動物病院に連絡し、その状況を伝えると獣医師は言った。

「食欲が出て来たのなら、そのまま様子を見てあげてください。無理に病院に連れて来るのもストレスになるでしょうから」

二匹とも危機を脱出

並んで競うようにご飯を食べるふたり ケージからデニを出し、自由にさせた。
 私が食事の支度をしていると、じーっとこちらを見ている。

「これはもしや、いつもの『お腹空きましたアピール』では?」と思い、小皿にちゅーるを乗せてデニの前に置くと自らぺろぺろとなめ始め、2本近くを食べきった!
 一方のクロは、ちゅーるを缶詰にかけたものを平らげ、人間用につくった鳥ハムも二きれも食べてくれた。

 どうやら二匹とも危機は脱出したようだ。

クリックで拡大

原因は不明

小皿に乗せたおやつを食べるデニ 以後、二匹はみるみる回復し、今では何事も無かったような大食漢ぶりを見せている。とっくみあいの相撲を取ったり、猫じゃらし(ネズミ付き)で狂ったように遊んでいる。

 外部機関に出した検査結果もすべて陰性。ほっとしたものの、結局、原因は特定できず。「子どもの頃に猫風邪などに感染していて免疫が低下すると出てくるのかも」(獣医師)とは言われたものの、はっきりしたことは分からないままだ。


開発者に表彰状を

 ひとつだけ分かったことは、「ちゅーるはすごい!」ということだ。
 食欲が出始めたとき、他のメーカーが出している同じような液状おやつをあげても、デニもクロも見向きもしなかった。「もし、ちゅーるがなかったら」と思うと、考えるだけで恐ろしい。

 年を取ったり病気になって食欲が落ち、カリカリのような総合栄養食を食べてくれなくなったときに、総合栄養食やカロリー2倍のちゅーるがあることが、どれほど心強いか。

 いつか開発者に会うことがあったら、ぜひ表彰状を送りたい。
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへにほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病記(永眠)へ

回復の兆し!?

薬のおかげで吐き気は止まったが気持ち悪そう さらに3日目、4日目とデニを病院に連れて行った。
 吐き気は治まってきたようだったが、吐き気止めのせいなのかどうかの判断が付かない。そして熱は相変わらず高い。そこで点滴と薬剤4種、それから「ウィルス性のものかもしれない」とインターフェロンも打ってもらった。 

 避妊をしたとき、猫エイズや猫白血病などよくあるウィルスの検査はしてもらっていて、陰性だったので安心していたが、「簡易検査だった場合には見つからないことも」(獣医師)と言われ、外部の検査機関に血液を出してもう一度、調べてもらうことにした。

クリックで拡大

カロリー2倍ちゅーるを口に塗る

「とにかく少しだけでも口から物を入れてくれれば・・・。それが呼び水となって食べてくれることもあるんですけど」(獣医師)と言うので、カロリー2倍の「CIAOちゅーる」を病院で購入。口の周りに塗って食べさせた。

 残念ながら抱きかかえて食べさせることが難しいので、家人が洗濯ネットに入ったデニを押さえ、私がデニの顔を固定して口に塗るという共同作業。

 こうした作業をしていると、ケフィやでんの晩年を思い出す。もう食べる気力もないので、流動食やペースト状の栄養補助剤を口の周りや口の周辺に塗って、どうにかしのいだものだった。

クロもちゅーるを完食!

ベランダへの出入り口で振り返るクロ 最初は嫌がっていたデニだったが、3回、4回と口の周りに塗るうちに、自分の方から私の指に乗ったちゅ〜るを舐めた!

「えっ?」と驚いていると、また自分から舐めてきた。そうしてどうにかちゅーる三分の二を食べてくれた。カロリー2倍のちゅーるなので、それなりのカロリー摂取はしてくれたはずだ。

「試しに」と、あたらしいちゅーるの封を切り、小皿に盛ってクロに差し出すと、クロも舐めた!
 そして、あれよあれよという間にちゅーる1本を完食してくれた。

あっぱれCIAOちゅーる!!

にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病記(永眠)へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ

謎の発熱

病状が見やすいようケージのなかで療養してもらった 翌日も変わらず、デニはぐったりとして何も食べない。ひたすらじーっとうずくまっている。
 もう一度、病院へと連れて行くことにした。

 病状を観察しやすいよう、また捕まえやすいよう、ケフィが子犬の頃に入っていた大型犬用のケージに入ってもらってはいたが、それでも手を出すとバックして逃げてしまう。
 いったいどこにこんなパワーが残っていたのかとびっくりする勢いで、シャーッと爪を出して威嚇し、かみつこうとするのでなかなか手では捕まえられない。

クリックで拡大

再びタモ網で捕獲

全身から「具合の悪さ」を漂わせるデニ 仕方無く、ケージの中にタモ網を突っ込み、捕獲することにした。
 タモ網で捕まえられるのはかなりの恐怖のよう(当たり前だけど)。人間が網を手に取っただけで、どうにかしてケージから逃げだそうとケージのなかを上下へと移動して激しく逃げ惑う。

「こめんね、デニ。できることならこんな物使いたくないんだけど・・・」と謝りながら捕獲。

 この日は、人間に時間がなかったので家から一番近い病院で応急措置を受けることにした。

 昨日と同じように熱を測り、病院内でできる検査をしてもらった。やはり「ほぼ異常は無し。脱水の影響と、赤血球の値がちょっと高め」(獣医師)と言われ、点滴と吐き気止めと解熱剤、抗生物質と下痢止めを注射をしてもらった。


クロも似たような症状

 原因は特定できずじまい。しかし、少しずつ、クロにも似たような症状が・・・。ぐったりしていて食べない。
 最初はデニのことが心配で食欲が落ちているのかと思っていたが(デニが家出して数日は、毎回クロの食欲が落ちていた)、もしかしたらそうでは無いのかも知れない。
 
 二匹同時に同じ症状に見舞われたとしたら、ウィルスなどの感染症の疑いもある。そして、クロのことも病院に連れて行かなければいけないかもしれない。

 この家庭内野良猫を二匹捕まえ、同時に病院に連れて行くことを考えると、途方に暮れるばかりだった。
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへにほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病記(永眠)へ

一難去ってまた一難

パソコンの前の椅子がお気に入り お腹を出してくつろぐようになったデニだったが、またまた災難が降りかかった。
 7月2週目くらいから少しずつ食欲が落ち、「だるまさん」(私がキッチンに立ってると背後から近寄ってきてご飯をねだるさま)をしなくなった。・・・というか、ふつうにあげているご飯も残すようになった。

 それでもネズミのおもちゃの猫じゃらしを見せると、ジャンプしたり、走り回ったりと激しく遊ぶ。だから「天候のせいかな」くらいに思っていた。
 何より、気軽に捕まえてお医者さんに連れて行くこともできないので、よっぽど具合が悪く無い限りは自然治癒力に任せようと、様子を見ていた。

クリックで拡大

クロの食欲も落ちた

心配そうに冷蔵庫の上から見守るクロ ところが7月11日くらからほとんど何も口にしなくなり、具合が悪そうにどこかに潜り込むことが多くなった。
 そして何やら白い泡状のものを吐き、下痢もしている。数時間おきに、「うぇ、うぇ」とえづくような音も聞こえる。

 ネットで調べると、「白い泡は空腹のため吐くことが多いが、背後に大きな病気が隠れていることも」とある。そもそも、なぜにご飯を食べないのか、という問題もある。

 そんなデニを心配そうに見ているクロも、みるみる食欲が落ちて行った。


病態は改善せず

「これはもう、捕まえて病院に連れて行くしかない」

 ふたたびタモ網とバスタオルでデニを追い込み捕まえた。よほど怖かったのか大量のオシッコをされ、ぐちゃぐちゃの状態で病院へ。しかし今回は、前轍を踏まぬよう、今度はタモ網から洗濯ネットにデニを移し、しっかりとファスナーも閉めた。

 すでに診療時間を過ぎていたが血液検査や検温、検便など一通りの検査をしてくれた。熱は39.6度と高かった。しかし血液検査の結果は「飲み食いしていないために起きた脱水」の影響がほとんどで、これという病気は特定できなかった。

「点滴注射をして様子を見ましょう。解熱剤や下痢止め等の薬も点滴に入れておきます。これで1日くらいたっても改善しないようなら、また連れて来てください」(獣医師)

 ところが病態はまるで改善せず。発熱も続いていた。
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへにほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病記(永眠)へ

嵐が吉を呼ぶ!

 翌朝、出勤の支度をしているとペット探偵さんから緊急コールが入った。

「今、マンションの管理人さんから『チラシによく似た猫がトラップに入っている』と連絡がありました」
 
「本当ですか! 私はもう仕事に行かなければならないので、すぐに家人に行ってもらいます!!」

 電話を切り、家人を急かす。そして出かける間際、家人が聞いた。

「もし、万が一、デニじゃなかったらどうする? その場合も連れて帰る?」

 まったく予測していなかった問いに、私は一瞬躊躇した。しかし、大雨のなかさまよってトラップに入ったのだとしたら、飼い猫だとは考えにくい。

「これも何かの縁。家のコとして引き取ろう」

 家族の意見は一致した。

捕獲作戦の終わり

ようやく「いつもの風景」が 職場でやきもきしていると、家人から電話が入った。

「デニ! 間違いなくデニだった。今から動物病院に寄って診てもらって連れて帰る」

 デニを動物病院の前で逃してから5日目。長い長い捕獲作戦はこうして終わりを告げたのだ。

 それにしてもなぜ、デニがおとなしくトラップにかかったのか。

「猫は天変地異など身に危険を感じると、とにかくゴハンを食べようとする。デニもそうだったのではないか。嵐のおかげで身に危険を感じ、捕獲器への恐怖より飢えることへの恐怖が勝ったのでは?」とは家人の談。真実はデニしか分からない。

クリックで拡大

無事戻っただけで十分

お腹を出してキャットタワーの下で寝転ぶデニ 戻って1週間くらいの間は、人間だけでなくクロとも距離感があった。クロが近寄ると威嚇し、かつては仲良く一緒に眠っていたドーム型ベッドに入ろうともしなかった。物陰に隠れたり、野良っぽい雰囲気が漂っていた。

 しかし10日が過ぎた頃から、そんな感じも減ってきて以前のようにお腹を出して眠り、クロと並んでゴハンを食べたりするようになった。

 何はともあれ、けがも病気も無く、無事に戻ってきたのだ。それだけで十分だ。

にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへにほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病記(永眠)へ
ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
プロフィール
カテゴリ
本 (8)
RSSリンクの表示
迷子のミーちゃん
迷子のミーちゃん表紙
先生と迷い猫
先生と迷い猫
ブログランキング
にほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病記(永眠)へ
にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へ
にほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ
月別アーカイブ
08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  10 
検索フォーム
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
カウンター
最新記事
ページへ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク
QRコード
QRコード