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クロ、里親募集中!(1)

クロ 最近、美容室に入り浸っている猫がいる。
 名前を「クロ」という。

 名前の由来は、単純にその毛の色。だが実際は色合いがかなり微妙だ。
 里親にならないかと声をかけた人に、「何色の猫なの?」と聞かれるたびに「うーん???」と迷ってしまう。 そして「茶色地に黒い斑点模様・・・かなぁ???」などと答えている(写真)。

 たぶん生後5ヶ月くらい? まだまだガリガリに痩せているので、もしかしたらもう少し年は取ってるのかもしれない。

 わが家の外猫・タマもそうだった。痩せて(今は見る影もないが・・・)、とても小さかったので、非常に若い猫に猫に見えていた。

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タマを彷彿とさせる人なつっこさ

 クロはある日突然、美容室の裏口に表れた。

 とても人なつっこく、私が美容室に行ったときもドアを開けると普通に近寄って来て、足元にすりー、すりーと顔をこすりつけた。

 しゃがむと、すぐに腹を見せて転がった。その仕草も、タマを彷彿とさせる。

 こんなに人なつっこいのに、なぜに野良になってしまったのか。
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クロ、行方知れず!

クロ 今回は「クロ、里親募集中(2)」を書く予定だったのだが、急遽変更。先週の台風の日を境に、クロが行方不明になってしまったのだ。

 台風が最も激しかったのは19日(火)夜。その日の夕方までは、美容室の常連さんほか、何人かの人がクロを目撃していた。常連さんのひとりは、美容室が休みなのを知っていてクロの水を替えに来てもくれた。

 19・20日と美容室が連休だったため、前日の月曜日には、美容室の人がダンボールでつくったクロの家をビニールでグルグル巻きにして台風に備えていた。

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見かけた方はご一報を!

 なんだか嫌な感じがする。いなくなったシチュエーションがミーちゃんのときとそっくりなのだ。

 美容室の連休の日で、猫好きのママがいるお隣のスナックもお休みの日。かつてミーちゃんがいなくなったのも、まったく同じタイミングだった。

 もちろん、台風で恐い思いをして、段ボールハウスも水浸しになってしまって、どこか安全な場に身を寄せた可能性だってある。
 もしかしたら、身を寄せた先が猫好きの家で、ちゃっかり上がり込んでいるのかもしれないとも思う。

 でも、その一方で「もしかしてミーちゃんのように大けがをして帰れなくなっているのでは?」とか、「地域猫を嫌がるだれかが遠くに捨てに行ってしまったのでは?」などとも考えてしまう。

 美容室では、近々、クロに避妊手術を受けさせ、本格的に里親を探す予定だった。どこかでクロを見かけた方は、どうか当ブログまでご一報ください。もし、幸せに暮らしているのなら「ここにいるよ」と教えてくれるだけで十分です!
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猫に気やすく名前をつけてはいけない

木の上のたま クロがいなくなって1月以上が過ぎた。
 美容室の周辺でクロが話題になることはだいぶ減った。
 それでも「いったいどこに行っちゃったんだろうねぇ」と、みんな気にしている。

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『のりたまと煙突』

「猫に気やすく名前をつけてはいけない」

 その教訓を教えてくれたのは、写真家で作家の星野博美さんだった。
 星野さんは、『のりたまと煙突』(文藝春秋)で、新居に勝手に侵入してくる野良猫のうち、白い猫を「しろねこ」、野良猫を「のらねこ」と一般名詞で呼び続けたという“抵抗”について次のように書いている。

「名前を付けるとしたら、白猫は『しろ』、野良猫は『のら』になるだろうことはわかっていた。が、私はかたくなに彼らを一般名詞で呼び続けた。猫に取り込まれたくないという必死の抵抗をしていたのだ」(16ページ)

たとえ単純な名前でも

 確かにその通り!
 この本を読んで以来、私はどこかで偶然遭遇した猫に名前をつけるのを止めた。いったん名前を付けてしまったら、そのコは“特別なコ”になってしまう。それは本を読む前から経験上知ってはいた。
 
「みぃみぃ」と鳴く子猫だから「みぃちゃん」。三毛猫だから「ミケ」。そんな単純な名前であっても、一度名をつけてしまうと愛着は倍増し、心配する気持ちはさらにふくらむ。

 だからミーちゃんのブログで、どうしても個体識別が必要な場合は「白茶猫」とか「泥棒柄のコ」など、名前にはならないよう工夫した。

クロも“特別なコ”に

 今回のクロは、私が名前を付けたわけではなかった。美容室周辺で、だれが付けたのかいつの間にかクロは「クロ」と呼ばれ、周知の事実になった。すでに事実になってしまっていたので、私も抵抗できず、彼女を「クロ」と呼ぶようになった。
「やばいなぁ」とは思いながら。

 今後、「クロ」という名(言葉?)に遭遇するたびに、私はシャンプー用の椅子が大好きで、おにぎりをくわえて走り回る食いしん坊なクロを思い浮かべずにはいられないだろう。
 わが家のタマ(写真)の散歩をしながら、星空を見上げるたびに、ミーちゃんと同じようにクロへも思いを馳せずにはいられないだろう。

 猫に気やすく名前をつけてはいけないのだ。
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クロがいなくなって1年

 クロがいなくなってちょうど1年になる。
 昨年、6月19日に関東地方を襲った大きな台風の翌日から、姿が見えなくなったクロ。

 台風の前日、美容室ではクロのためにキャットフードの大袋を購入していた。食いしん坊で、おにぎりをくわえて走っていたクロ。
 そんなクロのために「これなら当面、キャットフードに不自由しないだろう」という大容量のキャットフードを買ったのだそう。

 結局、そのキャットフードの袋は破られることはなかった。そのままずっと、美容室の物置に置かれている。
「もしかして帰ってくるかも」
 そんな思いがあって、捨てることもできないまま1年が過ぎた。

持ち続けていることがメッセージ

くろ ミーちゃんが冬にくるまっていた電気マットも、ミーちゃんが夏に使っていたバスマットも、同じように何年間も物置に保存されていた。わが家にタマ(写真)がやってきて、「とりあえず借りる」ことになるまで。

 大切な存在を思い出させるものは、なかなか捨てることができない。捨てたら、「もう、これで諦めた」って宣言してしまうことになるような感じがして、手放すことが難しい。

 未練なのかもしれないけれど、それを持ち続けていることが「まだ諦めてないよ」「きっと帰ってくるって信じてるよ」というメッセージのような気がして・・・。

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もしかしてクロ?!(1)

140916.jpg 8月のとある雨模様の日のことだった。
 美容室のドアの前、ブランドごしに猫のルエット見えたという。美容師さんが「もしかしてミーちゃんが帰ってきたのかも!」とドアを開けると、黒っぽい猫がジーっと見上げていたらしい。

 その初対面とは思えない親しみのある様子、身体の色合いなどから、美容師さんが「もしかしてクロ?」と声をかけると、両目をつぶり、甘えるような表情を見せたそうだ。

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本当にクロが戻ってきた?

 クロとは、このブログのトップページ左側にずっと「おたずね」が載っている猫のことだ。2012年6月19日の大きな台風の後から、姿が見えなくなった。

 いなくなったのが美容室の連休の後で、そのシチュエーションも、なんとなくミーちゃんがいなくなったときと似ていたため、美容室界隈では「もしかしてミーちゃんを遠くに捨てた犯人が、またやったのか?!」としばらくの間話題だった(詳しくは『クロ、行方知れず!』参照)。

 写真を見ていただけばお分かりの通り、当時はまだ生後数ヶ月くらいの子猫というか、若猫だった。

 以来、かげもかたちも見えなくなってしまっていたクロ。本当に煙のように消えてしまったクロが、まさか無事でいて、戻ってきたのか!
 半信半疑で美容師さんが、「クロ?」「本当にクロなの?」声をかけると、そのたびに両目をつぶって応えていたという。
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もしかしてクロ?!(2)

もしかしたらクロ クロかもしれない猫と見つめ合っていたわずか数分、いや、もしかしたら数十秒かもしれない間。美容師さんの頭のなかには、実にさまざまな考えが浮かんでは消えた。

「クロじゃないかもしれないけど、とりあえず美容室の中に入れてあげようか」
「いや、お客さんもいるから、それはまずい」

「なら、外でゴハンをあげるくらいならいいんじゃないか? クロのために大量購入したキャットフードが封も切らずにそのまま物置にある」

「いやあぁ、まてまて。ここでごはんをあげたら、この周辺にいついてしまうかもしれない。そうしたら、またミーちゃん(もしかしたらクロも)を捨てた犯人の魔の手がのびるかもしれない」

「そんなめの遭わせるくらいなら、いっそ、心を鬼にしてゴハンをあげず、違う居場所を探してもらった方がいいのでは・・・」

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そして姿を消した

 そんなふうに美容師さんが逡巡している間に、クロかもしれない猫は隣のスナックの方に歩き出し、駐車場の先の小道を左へ折れ、姿を消したそうだ。

「かなり痩せて、片方の目には目やにが付いていたから、猫風邪をひいていたのかもしれません。クロかどうかは分からないけど、とっても気になって。また、来てくれたら、今度はゴハンをあげるのに・・・」(美容師さん)

たとえ名前をつけなくても

 聞けば、ちょうどタマの友達が亡くなった翌日くらいの出来事だった。いくらなんでも、そんなに早く天国からまた降りてきたとは思えないし、年齢的にも合わないから、タマの友達ではないだろう。

「偶然」と言ってしまえば、それで終わってしまう話なのだが、なんとなくそこに「必然」というか、一種の関連性を考えてしまう。

 ああ、また気になる猫が増えてしまった。たとえ名前をつけなくても、“特別なコ”になってしまう猫はいっぱいいるのだ。
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ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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