ホームにもどる

子どもたちのアイドルに

たまゴロゴロたまたま
クリックで拡大
「里親募集中」の公園猫は、すっかり近所の子どもたちのアイドルになった。

 おとなのファンもいて、ひっそりと来ては抱っこしたり、ゴハンをあげたりもしているが、なんと言っても子どもたちの間での人気はすごい。

 何しろ、下は2、3歳(親と一緒)から上は14、15歳までの子どもたちが、毎日のように猫に会いに公園に尋ねてくるのだ。

 付いた名前は「タマ」。
 天気のいい日の公園では、一日中、「タマー!」と叫ぶ子どもの声が響いている。

 タマも、ミーちゃんに負けず劣らず、すごい猫だ。
 子どもが近づいてくると、「ミャー! ミャー!」と声を上げ、自ら子どもたちを呼ぶのだ。
 普通の猫なら絶対に考えられない。
 
 午前中は乳幼児、午後は小学生、夕方近くは中学生と、飽きることなく遊んでいる。
 たとえ10人近い子どもたちに囲まれ、触られ、代わる代わる抱かれても、爪を出すこともなくおとなしくお腹を見せている。

 先週末などは、タマの周囲を自転車に乗った小学校高学年の男子生徒が走り回りながら、「タマー、おいでー」と雄叫びを上げていたが、ひるむ様子もなく、一緒に戯れていた。
 
 また、ついおとといは「公園に猫がいる」と言って引っ張って来られたらしき先生と、小学校中学年の生徒たち数十人がやってきてみんなで記念撮影。
 先生が「はい、じゃあ、みんな並んでー! タマは真ん中ー!!」と叫ぶと、タマはちゃんと、最前列のど真ん中に寝転び、お腹を出していた。

 あり得ない。
にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ

公園猫としての危険性

公園猫タマ すっかり子どもたちのアイドルと化した公園猫・タマ。
 でも、その毎日は必ずしも「何の心配もない」というわけにもいかないようだ。

 子どもたちの様子を見ていると、かなり乱暴な扱いをする子どもも少なからずいる。ふざけて背中を足でギューッと押したり、目の前で傘を振り回したり。怯えるタマの表情をからかい半分で楽しんでいるような子どももいないわけではない。

 それでも多くの場合、タマは逃げない。本当にすごい。エライと思う。
クリックで拡大

 だが、たとえ悪気が無くても、そんな乱暴な子ども相手では、ケガをさせられる可能性も無きにしもあらずだ。
 私などがたまたまそこに出くわせば、ひと言、注意することもできるし、守ってあげることもできる。
でも、私が留守のときにはかなり厳しい。

 今のところ、積極的に悪さをする人はいないが、公園という場所にいる以上はさまざまな危険ととなり合わせだ。
 たとえば、猫がいることをよく思わない人に保健所等に通報されてしまう可能性だってある。
「窮鼠猫を噛む」ではないが、とことん追い詰められればタマだって爪を出したり、かみついたりすることもあるだろう。それで子どもがケガでもしたら、大騒ぎになって、捕まえられてしまうかもしれない。

 ゴハンも、たまたま持って来てくれる人がいればいいが、安定的には食べられない。雨が続くと公園にやってくる人は減る。最近の不安定な天候で、お腹を空かせていることが多いようだ。

にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ

我が家の猫とタマの攻防

ドキドキタマあー、驚いた!
クリックで拡大

 安定的にゴハンをくれる人はそう多くないのだろう。

 タマは毎朝晩、我が家を訪ねるようになった。朝は家のデッキか物置の上で待っていて、雨戸が開くと鳴く。夜は、家に灯りがともるとどこかから走って来て、茂みの中で鳴く。

 だんだん
「このままもらい手がつかなければ我が家で世話をするしかないかなぁ」
 という気持ちにもなってきた。もちろん、かわいがってくれる里親さんはまだまだ募集中だ。

 しかし、お腹を空かせているタマを放っておくこともできない。・・・かと言って公園でゴハンをあげるのはご近所の手前、難しい。
 そこでデッキにゴハンの置き場を決めて、そこであげるようにした。
 まだまだ雨が続きそうなので、デッキに置いてある棚に工夫してシートを張り、いざとなればタマが逃げ込める居場所も用意した。

 ところが、それにいち早く気付いた我が家の猫がタマを追い出しにかかった。自分の地位が脅かされると思ったのだろう。
 デッキにつくったタマ用のスペースで昼寝したり、デッキのパトロールを強化したり、タマが上ってくるデッキの手すりの上にでーんと座っていたりする。
 天気がいいと、よくタマが子どもたちを待っている公園のベンチの上を陣取ってひなたぼっこしている。
 いつもはほとんど家から出ないくせに・・・。

 ここ1月ほどの間に、少なくとも2~3回はタマと闘ったようだ。我が家の猫は、もう13歳になろうとしているおばあちゃん猫なのに、若いタマに全戦全勝らしい。すっかりタマは萎縮してしまい、ビクビクしている。
 デッキでゴハンを食べていても、家の猫が首に付けた鈴の音がすると食べるのを止め、辺りをキョロキョロ。人間がそば付いていてあげないと、まだ食事が終わらないうちに公園に逃げ帰ってしまうのだ。たぶん、我が家の犬も怖いのだろう。

にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ

1歳の女のコと判明

撫でられるタマ タマを病院に連れて行き、ワクチン接種と血液検査をした。
 我が家の猫になるかどうかは別として、公園猫として暮らしていくにしても、里親さんを見つけるにしても、万が一、病気になったりしていたら大変だ。

 病院で見てもらったところ、1歳くらいの女のコと判明。一月ほど前に公園に現れたとき、3~4ヶ月くらいの少女猫に見えたのはかなりやせ細っていただめだったようだ。それに人なつっこくじゃれつく様子と、幼い声も、子猫っぽく見える。

 猫ネットに入れ、病院に連れて行くと、タマはかなり興奮してしまった。あんなに人なつっこいタマが、採血には激しく抵抗して獣医さんを手こずらせた。
 このまま倒れてしまうのではないかと思うくらい、ハァハァと荒い息づかいのタマを見て、獣医看護士さんが「病院が始めてなのかもしれませんね」と言っていた。
クリックで拡大

手すりに乗るタマ もしそうだとしたら本当に不思議だ。あれだけ人を信用して、甘えてくるタマ。普通に考えるとかなりかわいがられていた猫のように思えるが、子猫時代に検査やワクチンを一度もやっていないというのだろうか?

 もしタマが口を利けるなら、どんな人生だったのか聞いてみたい。どうしてこんなに人なつっこいのか、なぜ1月前に突然、公園に現れたのか、あんなにもガリガリだったのか・・・分からないことはいっぱいある。

 疑問はさておき、血液検査の結果は、何も問題はなかったので一安心。次は避妊手術だ。来月初めに予約をした。

 急激にゴハンを食べたせいなのか、最近、タマのお腹まわりがふくよかになってきた気がするので、早くやっておかねば!

にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ

このブログが本になります!!

迷子のミーちゃん表紙 このブログ、「ミーちゃんを探して」が本として出版されることになりました!
 タイトルは
『迷子のミーちゃん ~地域猫と商店街再生のものがたり~』
 7月8日に扶桑社から発売です。
アマゾンで購入する

【目次】

第1章 商店街に住む地域猫、三毛猫のミーちゃん
第2章 変わりゆく商店街の風景
第3章 ミーちゃんが行方不明に!
第4章 帰ってきたミーちゃん
第5章 ミーちゃんが戻ってきた商店街
第6章 ミーちゃん、再び行方不明に
第7章 ミーちゃんはどこからきたの?
エピローグにかえて


にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ
ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
プロフィール
カテゴリ
本 (8)
RSSリンクの表示
迷子のミーちゃん
迷子のミーちゃん表紙
先生と迷い猫
先生と迷い猫
ブログランキング
にほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病記(永眠)へ
にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へ
にほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ
月別アーカイブ
07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  10 
検索フォーム
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
カウンター
最新記事
ページへ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク
QRコード
QRコード