ホームにもどる

朗報! 朗報!(2)

野良ちゃん 近所の人から「最近、家にやってくる野良ちゃんにゴハンをあげている」という老夫婦がいるとの話を聞いたのだ。

 又聞きなのでちょっとこころもとない情報ではあるが、これもまた「気になる猫」である可能性が高い。なぜなら、その老夫婦のお宅というのが、「気になる猫」が子猫だったときに世話をしていた男性のアパートのすぐ側なのだ。

 男性が引っ越し後、しばらくの間「気になる猫」が男性の住んでいた部屋のベランダの周辺をうろうろしているのを見かけた。空っぽの部屋をのぞき込むその姿は胸を打つものがあった。

 猫にしみれば、自分をかわいがってくれていた人がなぜ急にいなくなってしまったのか。その理由が分からなかったことだろう。もしかしたら「いつもどってくるんだろう?」と、ずっと待っていたのかもしれない。

 思えば、そのけなげな様子が見ているにしのびなく、「気になる猫」が気になり始めたのだった。

クリックで拡大

「気になる猫」と白茶猫がバッタリ

 あれから1年半以上がたった。もし「気になる猫」が新しくゴハンをくれる人を見つけられたのなら、こんなにいいことはない。
 
 そう思っていた矢先、再び「気になる猫」と思われるカラフルな首輪をした猫が公園に現れた。
 心なしかふっくらして、毛並みもよくなったようにも思われる。

「もっとこっちに寄って来たら顔を確認できるのに」と思い、見ていたときのこと。なんと、あの白茶猫(写真)が! 
にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ

朗報! 朗報!(3)

気になる猫 明るい中、至近距離で見た白茶猫は、なるほど立派な体格をしていた。手足も太く、骨格もがっしりしている。確かに強そう。

 私と目が合うと、白茶猫はデッキから飛び降り、走り去っていこうとした。

 が、そのとき! カラフルな首輪を付けた「気になる猫」(と思われる猫。ややこしいので「気になる猫」と呼ぶ)が白茶猫に気付いた。
 そして、白茶猫の側も、「気になる猫」に目を留めた。

 二匹の間に張り詰めた空気が流れ、数メートルの距離を保ったままにらみ合い。
 そして、しばらくすると白茶猫がそろそろと移動を始めた。


白茶猫にとっては

 すると、その後を「気になる猫」が追って行く。私も気になって公園に走り出た。

 二匹は一触即発の様子(写真)。公園の向こう側にあるお宅の庭で、うなり声を上げながらにらみ合っていた。

 たっぷり5分以上、そのまま激しい声を出し合っていたが、とうとう「白茶猫」が逃げた。その後をひとまわり体が大きくなった「気になる猫」が追いかけ、うなり声を上げながら二匹はどこかへと去って行った。

 どう見ても「気になる猫」が優勢。タマ同様、保護者が現れ「気になる猫」も強くなったのかもしれない。
 しかしそれは、白茶猫にとっては朗報ではない。
 保護者のいない猫が生き抜いていくのはやはり大変なことなのだ。

にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ

『日経新聞』の取材を受けました(1)

灯油タンクから飛び降りるタマ 11月末、都内某所にて『日経新聞』の取材を受けた。
『迷子のミーちゃん』の本について、というのではなく地域猫についての取材だった。

 とても素敵な女性の記者さんで、猫のことや動物のことをするする理解していただける感性の持ち主だった。

 記事は12月7日の夕刊に、佐賀市の猫ツアーや谷中銀座で猫が集客に貢献している話、各地の地域猫活動などが紹介されている。

 ご興味のある方は、ぜひ読んで欲しい。とってもあったかい記事に仕上がっている。


避妊を中心とした地域猫活動とは

 ところで、記者さんと話していて考えさせられたことがある。
 最近、とみに増えている猫の避妊を中心とした地域猫活動のことだ。

 まったくもって当たり前の話だが、「不幸な猫を無くす」ための避妊中心とした地域猫の活動ということは、その目標は「地域に猫のいない街づくり」ということになる。

 確かにミーちゃんのことを通して、私も飼い主のいない猫たちの過酷な現状をつくづく思い知った。そして公園や商店街で野良と思われるコと出会っては「できることなら飼い主を見つけて欲しい」とも願ってきた。

 でも、それは「地域で暮らす猫を無くす」ということとは、ちょっと違う気がするのだ。

※写真は灯油タンクから飛び降りるタマ

にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ

『日経新聞』の取材を受けました(2)

写真は公園に現れた当初のタマ。若いし、ガリガリだった。『迷子のミーちゃん』にも書いた通り、私たちが望んでいるのは、ミーちゃんのような存在が、人間を信頼しながらお互いに生きていけるような街。
 
 そこかしこで猫が(できれば犬も)平和にまどろんでいるような、自然から切り離されていない街。

 さまざまなものを許容する余裕があり、お互いを信頼できる関係性のあるような街こそが、人間にとっても飼い主のいない動物にとってもいい街なのだと思うのだ。


クリックで拡大

ミーちゃんの意思を活かして

 もちろん、「不幸な犬猫を無くしたい」という気持ちには大賛成。
 そして確かに、今の日本でいちばん現実的なのは、野良ちゃんたちに避妊や去勢を施し、子孫をつくらないようにするということだということも分かる。

 でも、「ほんとうにそれでいいのか」と、ときには立ち止まって考えてみることも必要な気がする。

 都市化が進んだから、時代が変わったから、お互いに無関心な人が増えたから・・・いろいろな言い方はできると思います。

 都市化が進んだから、時代が変わったから、お互いに無関心な人が増えたから・・・いろいろな言い方で、あきらめたくなってしまうこともある。

 だけど私は、やはり出来る限りミーちゃんが教えてくれたことを大事にしていきたい。

 ミーちゃんは、すべての存在が緩やかにつながり、弱い者も強い者も一緒に助け合って生きていける、飼い主のいない猫でも安心して生きていけるような“隙間”と“心の余裕”のある社会こそが大切なのだと教えてくれた。

 ミーちゃんは、地域で生きていく猫がいなくなるようなことはけして望んではいなかったと思う。

※写真は公園に現れた当初のタマ。若いし、ガリガリだった。

猫も犬も、もちろん人間も! みなさんよいお年を!

佐藤さんに保護され一時、戻ったときのミーちゃん 今年も残すところわずかとなりました。
 
 クリスマス寒波以来、「この冬一番」を更新するような寒さが続いています。お正月に向け、各地も荒れ模様のようです。

 寒さが厳しくなればなるほど、やっぱり気になるのはミーちゃんの安否。おばあちゃん猫のミーちゃんにとって、寒さはことのほか応えるはずだから。

 今年もミーちゃんには会えなかったけれど、ミーちゃんのおかげでさまざまな猫たちの攻防に気がついたり、野良さん達の厳しさを痛感したり、こよなく猫を愛する皆様方のコメントに癒されたりした1年でした。

 まだまだ「ミーちゃんを探して!」は続きます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。来年こそ、ミーちゃんが戻ってくることを願って!

 いつもブログを見てくださっているみなさま、そしてみなさまの周りにいるあらゆる動物たちも、どうかよいお年をお迎えください。

※写真は、佐藤さんに保護され一時、戻ったときのミーちゃん。


クリックで拡大
にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へにほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ
ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
プロフィール
カテゴリ
ミーちゃん (77)
ミーちゃんがいなくなった (7)
ミーちゃんを探して (39)
ミーちゃんがつなぐ人間関係 (27)
ミーちゃんの仲間たち (4)
ペットの闘病記 (36)
ペットの闘病記(ケフィ) (29)
ペットの闘病記(でんすけ) (7)
ペットロス (48)
ペットロス(ケフィ) (24)
ペットロス(でんすけ) (12)
ペットロス(バター) (7)
ペットロス(ミーちゃん) (1)
ペットロス(その他) (4)
家の猫と犬 (54)
ケフィ (2)
タマ (28)
タリ (18)
でんすけ (6)
地域猫、猫 (83)
おおみにゃーん (8)
気になる猫 (19)
クロ (6)
チビ (5)
南の島の猫家族 (6)
迷子猫 (5)
地域猫、猫(その他) (34)
動物愛護 (51)
殺処分 (7)
動物実験 (5)
カラス (8)
富士男 (5)
青い目の白猫 (5)
動物愛護(その他) (21)
メディア (19)
本 (8)
映画「先生と迷い猫」 (11)
愛する動物への思い (10)
震災と動物 (26)
その他 (5)
未分類 (1)
RSSリンクの表示
迷子のミーちゃん
迷子のミーちゃん表紙
先生と迷い猫
先生と迷い猫
ブログランキング
にほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病記(永眠)へ
にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へ
にほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ
月別アーカイブ
09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  10 
検索フォーム
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
カウンター
最新記事
ページへ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク
QRコード
QRコード