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被災地にて(2)

福島市の大波城址から撮ったひまわり畑 そして福島は、ケフィがスイミングデビューした土地である。

「最初から海で泳がせると波を怖がって泳がなくなるかも」と言われ、磐梯山の麓に広がる猪苗代湖に連れてきたのが、ケフィにとって初泳ぎだった。

 以後、磐梯山(とくに裏磐梯)の自然が気に入って、春と秋はトレッキング、冬はスノーシューと、年に何度もケフィと一緒に遊びに来た。

 その行き帰りに、港の方を含め、福島のあちこちに行った。今回、訪問したいわき市や郡山市、福島市にも何度か行ったことがある。

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「畑も、動物も、捨てられた」

 先日、震災後はじめて福島第一原発の警戒区域に住民の帰宅が認められたという報道を見た。
「まだ生きている牛がいて驚いた」
「愛犬に久々にゴハンをあげた」

 などと書いてあるのを見て、本当に苦しくなった。

 私が福島に行っていたときも、「さまよう牛」と題した新聞記事を読んだ。世話する人を失った牛たちが、群れになってさまよい歩いているという。乳牛も、肉牛もいたそうだ。

 また別の新聞では、今も警戒区域に住み続けている人が「町にだれもいなくなって、エサをやる猫の数が増えた。畑も、動物も、捨てられたんだ」と語っているのを見て、どうしようもなく悲しくなった。

※写真は福島市の大波城址から撮ったひまわり畑。すでに時期を過ぎていたのが残念。

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被災地にて(3)

 福島市のある場所で計った放射線量は、5.74マイクロシーベルトもあった。
 しかし、その値はほんのちょっと移動しただけで、風向きが少し変わっただけで揺れ動いた。

 目の前には思わず深呼吸したくなる美しい里山の風景が広がっていて、時折、犬を散歩している人とすれ違う。
 畑があり、水田には穂が実り、鳥のさえずりも聞こえる。

 そこには震災以前となんら変わらない人々の営みがあるというのに、目に見えない高い放射線が常時存在しているのだ。

猫の「開運」ストラップ

かわいい猫のストラップ 警戒区域の放射線量はどのくらいあるのだろうか。どの動物たちも、もう一度、人間達が救いに来てくれることを待っているに違いない。

 福島に行った際、JR福島駅に近い「まちなか夢工房」に立ち寄った。

 ここは、障害を持つ人も持たない人も共に生きる社会と地域を目指す「NPO法人シャローム(シャローム)」が運営するパン屋さん。

 パンだけでなく、障害を持った人たちと共に活動しているいろいろな団体がつくるさまざまなグッズも売っている。

そこでかわいい猫のストラップを見つけた。招き猫風に手をあげて、お腹には「開運」と書いてある(写真)。

 ミーちゃんをはじめ、多くの動物たちが、もう一度かわいがってくれた人々と会えるよう、願をかけずにはいられない。

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台風と猫

 首都圏を直撃した台風15号が去った。

 何十年ぶりかの大きな台風で、東京でも電車が止まったり、車が倒木の下敷きになったり、まるで3月11日の東日本大震災を彷彿とさせる様相だった。

秋の台風の思い出

 秋の台風は、私に猫のことを思わせる。

 外猫・タマは一昨年の台風のとき、ずぶ濡れになっているタマに見かねて、デッキにテントを張り、簡易小屋をつくった。
 そしてタマはそこに避難。それをきっかけに、「うちの猫」になった。それまでは、ゴハンは食べに来るけれども、犬を怖がってすぐに帰ってしまっていたタマにとっては大きな変化だった。

 そして、もう10年以上一緒に暮らしているでんすけも、台風をきっかけに「うちの猫」になった。
 今も忘れない12年前の9月(確か13日)の台風の日に、立て替える前の家の縁側で5匹の子猫を産んだのだ。

 それまでは、タマ同様、でんすけも「通い猫」だった。庭の一角で眠っている様子はあったが、家に定着するかどうかは迷っているようだった。

台風は接着剤

少しずつ距離感の縮まっているでんとタマ ところが、その台風の日は、朝から縁側でやたらに騒いでいた。ゴハンをあげても泣きやまないので、「台風が怖いのかな?」と、縁側に囲いをつくってあげたら、その中で出産していた。

 それからは、子育てしたり、避妊したり、ケガをしたりで病院通い&庭より外に出られない日々が続き、いつのまにかすっかり「うちの猫」になっていた。

 台風は猫と私を結びつける接着剤みたいなものだ。危機的な状況は、新たな出会いを生む。
 
 今回の台風はミーちゃんに新たな出会いをもたらしてくれただろうか。

※少しずつ距離感の縮まっているでんとタマ(写真)

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「わが家」さん、お疲れさまでした(1)

家庭料理「わが家」の料理 2011年9月19日の敬老の日をもって、家庭料理「わが家」さんが閉店しました。

「わが家」さんは、『迷子のミーちゃん』にも登場する。このお店はミーちゃんが巡回する場所のひとつになっていた。

 何しろ、「わが家」さんのママさんと、去年、亡くなったマスターは、ミーちゃんのことをとってもかわいがってくれていた。

 本に登場する元地域犬で、本の完成を待たずに寿命をまっとうしたハナコの飼い主さんでもあり、ハナコのパートナーであったタロウ(やっぱり地域犬)をこよなく愛してくれた。

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「わが家」を訪ねると

 店じまいに先立って、美容室の人と『迷子のミーちゃん』の担当編集者と「わが家」に3人でうかがった。
「お元気主婦」さんも誘ったのだが、残念ながら多忙でお会いすることはできなかった。

 ママはいつもの通りの笑顔と手料理、そしてお酒でもてなしてくれた。でも、店の片隅には店を引き払うためにまとめたらしき荷物が置かれていたりして、「いつも通り」ではない雰囲気が漂っていた。

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ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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