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迷子猫の不思議 (1)

迷子猫 8月のある日、家族旅行のため家を空けたときのこと。わが家の敷地で、小さな小さな白黒猫が保護された(写真)。

 発見したのは、わが家の留守中にでんとタマの世話を頼んでいるペットシッターさん。

 旅行中はいつもシッターさんが二匹の様子を知らせるメールを送ってくれるのだが、でんとタマの近況に添えるように、白黒猫を保護した話が書かれていた。

「とりあえず私が連れ帰り、友人宅で一時的に保護してもらっています」・・・そんな内容でメールは結ばれていた。

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仮称「ちびにゃん」

 保護された当時、子猫はかなりガリガリでひどい猫風邪にかかっていたそうだ。
 治療を受け、元気になったが、かなりの成育不良のよう。写真でも分かるように靴下にも入ってしまうほどのサイズに見える。

 最初は生後3週間程度と言われたそうだが、よくよく診察を受けてみると歯は生えそろい、子猫用のゴハンも食べられる。どうも3ヶ月くらいにはなっていそうだ。

 ただいま「ちびにゃん」という仮称で呼ばれ(危険! 危険!すでに名前があるんだ!!)、保護宅で元気にすくすく成長している。

なぜに迷子に?

 ちびにゃんは、とても人懐っこくて、人が腕を伸ばすとそこにしっかりとつかまってよじ登り、抱っこをせがむそう。

 それにしても不思議だ。タマのときにも疑問におもったが、なぜにそんな人なつっこいコが捨てられて? 迷子になってしまったのだろうか。
 人への甘え方を知ってるところを見ると、絶対に人と暮らし、しかもかわいがられていたコのはずなのに・・・。
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迷子の不思議(2)

冷蔵庫の前のたま 実は1週間ほど前、迷子の犬にも出会った。夜、いつも通りタマ(写真)の散歩をしていたときのことだ。

「すみません、あのコに見覚えありませんか? もう何時間も、あそこにああやって寝そべっているんですけどこのへんの家のコなのかなぁ? 車にひかれるんじゃないかと思うと心配でほうっておけないんです」

 そう、見知らぬ女性に話しかけられた。
 女性はすぐ近所の住人。犬のことが気になって、外に用事をつくってはたびたび様子を見に来ているという。

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柴犬っぽい日本犬が・・・

 女性が指さす先には茶色い柴犬っぽい日本犬が横たわっていた。

 確かに車が通ったときの動きを見ていると、のんびりと避けるだけ。
 うちのケフィ同様、「車が恐いもの」とは思っていない様子(ちなみにケフィは車が近づいてくると乗ろうとして飛びついて行く)。

 そこは車がようやくすれ違える程度の狭い道で、しかも真夜中で暗い。「だれもいない」と思い込んでスピードを上げて走ってきた車に轢かれてしまうことも考えられる。

 私たちが近づくと後ずさるが、興味はあるよう。こちらが離れるとその分、少し寄ってくる。体格は良く、丸々としていて毛並みもいい。きれいさ具合からしてお家の中で暮らしていたコではないかと思う。
 
 つい最近(さきほど?)迷子になったばかりで、追い払われるなどちょっと恐い思いをしたために、少し人間不信になっているような感じだ。

散歩は中止

「家も犬がいるから家の中には入れてあげられないんですが、ベランダだったら置いてあげられるかなぁと思って声をかけているんです。でも、この通りの角までしか着いてこないんですよ。角を過ぎるとまたここに戻ってきてしまうんです」(女性)

 女性と話している間中、「散歩と続けよう」とタマはずっと鳴いていた。
 そのタマに「散歩は中止。ここで待っていて」と言い聞かせ、私は家に急いで戻った。そしてドッグフードとおやつ、普段使っていない首輪とリードを持って女性のところに向かった。

 タマは「にゃぁーお、にゃぁーお」と、不満げな声を上げながら、私の後を走って付いてくる。
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迷子猫の不思議(3)

「おいで、おいで」

 ドッグフードを見せながら呼ぶが、やはり一定の距離までしか近づいて来ない。しょうがないので道にフードを何粒か置き、少し離れると・・・近寄って来て食べた! お腹が空いているらしい。

 同じようにフードを何粒か置いて、少し離れる。フードを置いて、少し離れる・・・を繰り返すとビミョウに犬と私の距離は縮まった。最後にはすぐ手を伸ばせば捕まえられるくらいの距離まで近づいた。
 そこでおやつ(七面鳥のアキレス腱を干したもの)を手に持って「おいで、おいで」とやってみる。

 ・・・やっぱり無理。私が手を伸ばすと低いうなり声を上げた。

途方に暮れて

タマ「今、捕まえるのは難しそうですね」と、女性。
 私は、おやつを道に置いて「無理に捕まえるとかみつきそうですよね」と答えた。

 そのまましばらく、ふたりで途方に暮れていたが、いつまでもそうしてはいられない。夜はどんどんふけてゆく。

「動物愛護センターに電話すれば捕獲しに来てくれるんじゃないでしょうか。何も言わないとそのまま連れて行かれちゃうけど、『家で引き取ります』と言えば、捕まえて渡してくれると思いますよ。お宅で引き取れるんですよね?」

 そう、私が口を開くと、女性は「家がダメでも、近所に広い庭のある親戚もいるし・・・大丈夫だと思います」と答え、こう続けた。

「心配なので、明日の朝までに何度か様子を見に来ます。今度は水を持って」

 私はうなずき、自分の家が公園のすぐ隣であることを告げた。そして「困ったら訪ねてください。できることはします」と伝え、女性と別れた。

 タマ(写真)は少し離れた駐車場の車のかげから、ふたりの様子をうかがっていた。

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このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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