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鳥たちの受難(3)

カラス 以前、ある農家のおばさんに「畑の一角に虫やカエルのための場所を残しておくの。そうすることで、畑全体に虫やカエルの被害が広がることを防げるし、全部を取りあげたらかわいそうだよね」という話を聞いたことがある。

 それを聞いて「へぇ」と、いたく感動したものだ。そういう知恵があったからこそ、人は他の生き物と共生しつつ生きて来れたんだなぁと思った。四季のある国で、豊かな自然のおかげで暮らしを支えてきた日本人らしいと、誇らしい気持ちにもなった。


人間だけが便利な世の中

 ところが今はどうだろう。動物たちから自然を奪って、自由を奪って、動物たちを隅に追いやって、人間だけに便利な世の中をつくってのうのうと暮らしている。

 東京都とその周辺の都道府県では、ハトとカラスは害鳥あつかいで保護の対象から外れていることはすでにこのブログでも書いた。そして、自然を破壊し、ハトやカラスを増やしながら、しらんぷりしていることも書いた。
それどころか、ハトやカラスへのエサやりを禁止し、「野生動物は、自然のままの状態でいることが一番の幸せです」などと平気で言ってのけたりする。

 私も、東京のど真ん中のある公園で「ハトにエサをあげないでください。ハトは自然に帰しましょう」という看板を見たことがある。
 思わず「どこに自然があるの? エサをくれないなら自然を返してください。ハトより」と、看板に書いてやろうかと思った。
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鳥たちの受難(4)

犬 こんなにも動物が隅に追いやられている国は、めずらしいのではないかと思う。

 確かにイスラム圏では「犬は不浄なもの」とされていて「石持て追われる」なんてことはある。
 だけどそれはあくまでも宗教上の問題だ。逆にイスラム教で神聖視される牛は大事にされているし、イスラムの教祖・マホメットがかわいがっていた猫は堂々と街を闊歩している。

 ドイツのベルリンでは飼い主の責任で犬(たとえ大型犬でも!)はノーリードで連れて歩けるし、インドに行けば馬や牛が普通に道ばたを歩いていたりする。アジア圏ではだれが飼い主なのかよくわからない犬が、気ままに日陰で寝そべっている。

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海外では 
 
 それ以外の街でも(たとえばフランスやスイスなど)、私自身、ノーリードの犬や看板圏として自由に街中を歩いている犬を何度も見た。 

 ジュネーブのホテルでは、扉が開いたエレベーターの中に当たり前のように犬を連れた人が立っていてびっくりしたこともある(けして「ペットOK」などと掲げているホテルではなかった)。

 タイのリゾート地では、テラス席に座ると必ず犬たちに囲まれたし、ギリシャでは猫にウィンクされた。台湾では、なぜか懐かれた野良犬? がどこまでも追ってくるのでまくのに困ったこともある。
 日本以外の国は、日本よりももっとずっと動物に優しい気がする。

ペットブームと言うけれど
 
 日本は空前のペットブームと言うけれど、鳥は止まり木さえも無く、猫は自由に外に出て日向ぼっこすらできない。ましてや犬は・・・。そんな日本は、はたして動物にとって優しい国と呼んでいいのだろうか?
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悲しい知らせ

ケフィ 犬猫の殺処分ゼロを目指して活動している大阪の市民団体JCDLから、「同団体のロゴマークにもなっている看板犬、ウィッシュ・ボーンくんが10月20日に急性リンパ性白血病のため享年13歳で亡くなりました」とのメールが届いた。

 10月後半に「ボーンくんの治療代カンパのお願い」のメールが来てから、「振り込もう」「振り込もう」と思いながら、日々に忙殺されているときの出来事だった。

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ボーンくんの生い立ち

 ボーンくんは、平成11年4月に大阪府吹田市の竹薮の中で自転車のチェーンでつながれ放置されていたのを地元の少年野球チームの子ども達が保護。JCDLにやって来た。
 その後、JCDLの理事長と一緒に週一回のしつけ教室に約2年通い、立派にJCDLの看板犬となった。

 各種専門学校や大学への企業説明会等に同行したり、動物愛護福祉活動の先頭に立つなどして活躍しただけでなく、運動能力もバツグンだった。ワンちゃんの運動会でシェパード、フラット・コーテットレトリバー等の並みいる強豪の大型犬を押さえて、ジャンプ部門で見事優勝したこともあったという。

 ボーンくんは今後も、ロゴマークとしてJCDLの活動と殺処分ゼロへの取り組みを見守ってくれるだろう。

 ところで、JCDLにはボーンくん以外にも治療を必要としている犬や猫がいる。このブログを読んでJCDLに興味を持ちってくれたら、ぜひ同団体のホームページをのぞいて欲しい。そして、「寄付してもいいなぁ」と思ってくれたなら、ぜひご協力を!

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あなたのチャレンジでJCDLを応援してくれませんか?
JCDLはJust Giving Japan ―あなた発のチャリティ・プロジェクト― に参加しています!

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改正動物愛護法で何が変わる?(1)

でん 私が絶対に近寄れない場所のひとつが、動物の生体を置いているペットショップだ。

 ところが最近は、ホームセンターの一角にそうしたスペースがあることもある。どうしても生体売り場のそばを通らなければならないときは、なるべくそちらを見ないようにしている。

 体が大きくなってきたコなどがいると、「あのコはいったいどうなるんだろう」と、考えずにはいられない。思わず買ってしまいそうになる。だから、いつも心の中で「ごめんね」とつぶやきつつ、目を伏せて足早に通り過ぎる。

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殺処分される犬猫は20万匹以上

 生体を扱う業者に限らず、ペット関連業者はここ10年ほどでかなり増えた。2006年には3万件に届くか届かないかだったのに、2011年は5万件を超える勢いだ(『東京新聞』2012年11月14日 生活図鑑)。
 ペットを「家族と同じ」と考える人だってかなり増えている(わが家ももちろんそう!)

 しかし一方で、殺処分される犬猫の数はいまだ20万匹を超えている。

 NPO法人地球生物会議(ALIVE)の調査によると、2010年度(平成22年度)に殺処分された犬猫の数(速報値)は犬が約5万3000匹、猫が約16万匹。前年比約2.6万匹ほど減少しているが、まだまだびっくりするくらい多い(詳しいデータ等は同団体のHP参照)。
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ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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