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台風の後遺症

カラス そういえば、クロがいなくなった去年の6月の大型台風後、飛べなくなったカラスにも遭った。拾って世話をすべきかどうか逡巡しているうちに、カラスはみるみる弱っていき、仕事から帰ったときには姿が見えなくなっていた。そして翌日、公園の片隅に屍をさらしていた。
 私にとってはかなりショックなできごとだった。

 以来、本当にカラスの鳴き声にも敏感になった。

 たとえばカラスたちがすっかり巣に戻ったであろう夜遅くに、暗闇の中を声を上げながら飛んでいるカラスを見ると「帰る家が無いのだろうか?」と、つい心配になる。
 歩いているカラスに出会うと「もしや飛べないのでは!」とドキドキする。

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歩いているカラスに目が釘付け!

 つい先日も、車道で何かをついばんでいるカラスに目が釘付けになった。そのカラスは、車が通るたびにあぶなっかしい足取りで、トコトコと早足でいったんその場を去り、車が通らなくなるとまた車道に戻って何かをついばんでいた。

「羽をケガしているんだろうか?」「あんな調子で餌を食べていたら、いつか車に引かれてしまうのでは?」と思うと、気が気でなかった(何度か同じ行為を繰り返した後、そのカラスは無事、飛び立っていったのだが)。

とくにこの時期は神経過敏

 とくにこの時期は、鳥たちの巣立ちの時期。
 カラスだけでなく、いろいろな鳥たちがヒナのことで気が立っていたり、なんかの拍子でヒナ鳥が路上に落ちてしまったり、うまく飛べないヒナ鳥が猫などに狙われたりする。

 一年の中でも、とくに鳥の声を聞いたり、遭遇する機会が増える時期でもあるから、一段と私の神経も過敏になる。
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台風後遺症からの脱却?

 まだうまく飛べないヒナ鳥が親からはぐれてしまったら、生存できる確率はかなり低い。
 野生の世界は厳しい。そして鳥たちはとてもか弱い。

・・・なーんて、くだんの台風の後から、ずっと思っていたが、「案外そうでもないのかも」と思えるような出来事があった。

街路樹を追われる鳥たち

鳥 先週のこと。昨年、10月に目撃したのとまったく同じ光景を見た。都心の郊外のとある駅前で、鳥の危機感をあおる声をスピーカーで流し、街路樹で休もうとする鳥たちを追い払っていたのだ。

 3~4人の男性が二台のスピーカーを抱え、大音量で鳥の声(おそらく鳥が危機を察知したときに出す声)を流し、街路樹に向けて発していた。

 頭上には、昨年同様、冷静さも方向性も見失って、飛び回る鳥たちの姿。鳥の群れはギャーギャーとただならぬ声を発していた。

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頼もしい鳥たち

 もちろん鳥たちを脅して、故意に追い払おうとする人間の姿はかなり不愉快だったし、「自然を奪われ、行き場を無くした鳥たちに、いったいどこで休めというのか?」と思うと、人間の傲慢さに腹も立った。

 でも何度追い払われても、同じ街路樹に戻って来て、またそこに巣をつくり、生き延びようとする鳥たちの姿を見ていたら、なんだか頼もしく思えた。

生命力と表裏一体

 追い払っても、追い払っても、しばらくするとまた戻って来る鳥たち。その様子から、開発が進んで居場所を失っても「ちゃっかり、ちゃんと生きている」という何とも言えないしぶとさを感じた。

 ほんのちょっとしたことで消えてしまうような小さな命。そんなはかない命は、どんなに厳しい環境の中でも、どんなに邪険にされても、そこで根を張って生きていこうという生命力と表裏一体でもある。

「きっとクロもミーちゃんもどっかで元気にしてるに違いない!」・・・そんな安堵感をで嬉しくなってしまったのだった。
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猫襲来!(1)

 最近、またまた頻繁に新顔の猫が現れるようになった。

 いつも遠目だったり、暗闇だったり、走り去られたりしてしまって、個体の確認がいまいちできていないのだが、おそらく「タマ、初勝利!・・・だけど」で書いたグレーの猫だと思う。

 サバトラかなぁと思っていたが、一度、ゆっくり見たときの印象だとグレー地にクロの模様という感じ。ちょうどいなくなってしまったクロのグレー版のような雰囲気に見えた。

最初に見かけたときはまだ子ども

ケフィ
 最初に見かけたのはたぶん3月頃。ケフィ(写真)の散歩中に、ケフィに見つからないよう茂みにうずくまっていたコがそうだったのではないか。

 そのときのサイズは生後3~4ヶ月くらい。やはりいなくなったときのクロと同じくらいの年齢だったように思う。

 その頃は、まだ子猫だったこともあり、先住のタマに一目置いていたおだろう。
 暗闇からデッキに設置されたタマの部屋をじーっと見ていることはあったけど、タマがいる限り、デッキに入ってくることはなかった。

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猫の成長は早い

 だが、猫の成長は早い。
 6月になってからというもの、頻繁にタマのゴハンと部屋を狙って襲来するようになった。

 しかもたいがいは真夜中の3時頃。けたたましい音と猫の鳴き声がするのでデッキに出て行くと、タマの部屋から飛び出して行ったり、ゴハン茶碗をひっくり返して走り去ったりする姿が目撃されるようになった。

チキンハートなタマ

 そしてタマはと言うと・・・。
 いつも部屋を明け渡し、公園の茂か、家のブドウ棚の上に避難。「なーお、なーお」と情けない声で助けを呼んでいる。
 ・・・トホホ、追い払えたのは相手が子猫だったからなのか。本当にチキンハートな猫である。
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猫襲来!(2)

たま ほぼ毎日、真夜中から明け方にかけて、そのグレー猫はやってくる。雨が降っていてもおかまいなしだ。

 猫たちの争う声が聞こえると、ケフィは吠えるし、でんすけもソワソワする。人間はどうしたって眠ってはいられない。
 
 とりあえず人間が来る気配を感じると、いなくなるから、毎回、デッキに出てはタマ(写真)を守る日々が続き、おかげで寝不足も続いている。


グレー猫の身になれば
 
 寝不足という点では、確かに非常に迷惑な話なのだが、グレー猫の身になってみると恨む気にもなれない。

 グレー猫が走り去るときに、公園で立ち止まってこちらを振り返っているときがある。
「ここで決定的に脅しをかけておけば、もう二度と来ないのかもしれない」とも思うが、それがどうしてもできない。

 暗闇に浮かぶシルエットから察するに、きっと野良ちゃんだと思うから。

もし私でも

 もし、私がグレー猫の立場だったら、きっと同じようにタマのゴハンを狙う。雨が降っていれば部屋も奪う。

 ここにくれば安全そうな寝床とゴハンが確実にあるのだから、絶対に毎晩やってくる。他の場所を探すよりずっと効率がいいと分かっているのだから・・・。

危険な考え

 人間を警戒してグレー猫が飛ぶように逃げて行く姿も、「受け入れてくれるのかな」と立ち止まって見つめている姿も、なんだか切ない。

 まだようやく成猫になったところくらいだろうし、ひとりぼっちはさみしかろう。

 だからついつい「タマと共生できるのなら、もう一匹増えてもいいのにな」なんて、危険な考えを頭に浮かべては、追い払っている。
ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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