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富士山の迷い犬、富士男から考える(5)

 これが私の「知らんぷりを決め込んだ」苦い経験だ。

 今もシェルティやあの子猫たちのことが、ふと脳裏を過ぎるたびに胸の奥からなんとも言えない嫌な感じがこみ上げてくる。

 それは、まだ私が子どもだった頃に出会い、助けてることができなかった多くの捨て猫や捨て犬の思い出とリンクする。

ちょっと感傷的に

近所のラーメン屋で見かける猫 気がついたら2013年も残すところあと2ヶ月を切った。ミーちゃんがいなくなった10月も過ぎた。
 長引いた猛暑が去り、いよいよ秋本番。今週からはぐんっと寒くなるらしい。

 最近、暖かい(というか暑い)間よりも、ミーちゃんのことを思い出すことが増えた。
 それは富士男のことがあったからなのか、寒くなったからなのか、ミーちゃんと別れた季節だからなのか・・・きっと全部なのだろう。

 秋は1年のうちで最も嫌いな季節だ。葉は枯れ、冬眠の準備を始める命も増える。日は詰まり、なんだかすべても命が消えて行くような気分がして、妙に寂しくなる。個人的には、愛しい者たちとの別れが多かったのもこの時期だった。

 だからきっと、いつもよりも感傷的になっているのかもしれない。

「今年もこのまま、ミーちゃんと会えずに終わっていくのだろうか」ーーそんなことを考えることが時間が増えた今日この頃。

※写真は近所のラーメン屋で見かける猫

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やっぱり11月は別れの季節(1)

ゆめ ややこしいので詳細は、はしょらせていただくが、私はここ数年、二つの家を行き来している。具体的に言うと、でんすけやタマが暮らしている家ともうひとつの家を行ったり来たりして暮らしているのだ。

 そして、でんすけとタマがいるのとは違う家にも二匹の猫がいる。名前を「ゆめ(男のコ)」(写真)と「バター(女のコ)」と言う。

 ゆめはおそらく、でんすけより1~2歳年下の15歳くらい。バターはさらに若くて12~13歳くらい。

 老犬・老猫が多い我が家の猫たちのなかでは、バターは断然、若い方。そんな、まだまだ年若い、ついこの前までぴょんぴょん飛び回っていたバターが、11月10日(日)午前11時過ぎ、お星様になった。

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晴天の霹靂

 最年長のでんすけは、足腰も弱ってきたし、歯も抜けた。甲状腺機能亢進症になったし、そこから来る心臓の異常も発見された(今は薬で落ち着いているが)。さらに腎臓の値も異常値へとじわじわと近づいている。

 まもなく13歳になるケフィも、最近は体力の衰えを隠せない。大型犬なので、人間に換算するとでんすけよりも高齢の可能性だってある。
 少しずつ寝ていることが増え、毛が白くなって、目も衰えてきた気がするし、皮膚炎など肌の疾患にかかることが多くなった。

 こうした衰えはもちろん、悲しいし、ない方がいいことなのだけども、「年を重ねたのだから仕方がない」と思える部分もあった。ある意味、近づいてくる別れの準備を少しずつさせられている感もあった。

 でも、バターは違う。またまだ体力も筋力も衰えてなどいなかったし、とくに具合が悪そうにも見えなかった。

 だから、バターが動けなくなった朝、病院へ連れて行って「末期がん」と告げられても、にわかには信じられなかった。

「何かの間違いだよね」

 そうつぶやくしかなかった。まさに晴天の霹靂だったのだ。
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そしてバターはお星様になった(1)

バター 今になって思い返してみると、バター(写真)には確かに、小さな変化がいくつも起きていた。
 その異変が始まったのは今年7月末。毎年恒例である南の島への旅から帰ってきた頃からのことだ。

 それまでは、駐車場に車が止まっただけでベランダまで出迎えていたバターが、お気に入りの場所に潜り込で寝ているようになった。

 大好きだった猫じゃらしを振り回しても、以前のように元気よくジャンピングキャッチをしようとはしなくなった。

 人間が大好きで、いつでも人にべったりの甘えん坊だったのに、洋服ダンスの中に入ってひとりでじっとしていることが増えた。

 そんなバターの変化を「おとなになったからかな?」と、私は片付けていた。

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食が細くなった8月後半

 8月後半になると、食べ物のえり好みが一段と増えた。
 大好きなブランドの猫缶も、開けたてじゃないと食べなかったり、ひとなめしただけで終わってしまうこともあった。

 それでも、大好きな半生のお刺身(マグロなどをグリルで軽くあぶったもの)は食べていたし、何より、もともと食の細い猫だったので、そんなに大げさに考えていなかった。

 たぶん、生まれつき胃腸が丈夫ではないのだろう。少し食べ過ぎると、それから数日は何も口にしないで自分で調整を図るということが、今までもよくあったのだ。

 9月に入ると何日間も食べないことが続き、超高級な猫缶を買ってきては次々と開け、刺身や焼き魚をほぐしてあげたりしないと食べなくなっていた。

川の字で寝ていたのに

 9月後半くらいには、寝るときに寝室に入ってこなくなった。それまでは、いつも人間と一緒に川の字になっていたのに・・・。
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このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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