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おっちょこちょいな猫(3)

 まだ若いのに、せっかく親しくなりはじめたのに、うっかり天国へのドアを開けちゃうなんて、なんておっちょこちょいな猫なんだろう。
 家人や隣人によると、かなり早朝の出来事で、ほとんど車通りもない時間に起きた事故だったらしい。
 なんでよりにもよって、車がほとんど通らない時間に、しかも常日頃から交通量が多いわけでもない住宅街の狭い道で、車とぶつかったりしたのだろう。なんておっちょこちょいなのだ!

 かなり慌ててどこかに行こうとしていたのか。もしかしたら、タマを訪ねようと思っていたのか。ちょうど、広いお庭のある斜め向かいお家から、我が家に向かうようなかっこうで倒れていたとも聞いた。

今頃バターと遊んでる?

バター あまりにも突然の、早すぎる別れだった。これからうんとタマと仲良くなって、もしかしたら家の猫になっていたかもしれないのに。

 今頃、天国でバター(写真)と遊んでいるだろうか。きっとあのふたりは気が合いそうな気がする。
 いやいや待てよ。バターはそろそろ天国から降りて、こっちに向かっている頃ではないか。亡くなってから9カ月もたつ。いくら居心地がいい天国でも、そうのんびりはしていないだろう。

 だけど、それだとタマの友達がかわいそうな気もする。急にタマと離れちゃったのだから、新しい友達がいないと寂しいだろう。不慣れな天国で、遊んでくれる友達がいた方がいいだろう。だったらもう少しバターが天国にいて、タマの友達と遊んであげてもいいような気もする。


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また会いに来てくれるといいな

 まぁ、あのコのことだから、もしバターに会えなくてもきっとほかに友達を見つけて遊び回っていることだろう。
 
ちゃんと天国の入り口にはたどり着けたかな。またおっちょこちょいぶりを発揮して、虹の橋から転げ落ちたりしていないといいけど。

 私は飼い主ではなかったけれど、もし、生まれ変わったなら、私のところにも顔を出してくれるかな。違う毛皮を着て、また会いに来てくれるといいな。 

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もしかしてクロ?!(1)

140916.jpg 8月のとある雨模様の日のことだった。
 美容室のドアの前、ブランドごしに猫のルエット見えたという。美容師さんが「もしかしてミーちゃんが帰ってきたのかも!」とドアを開けると、黒っぽい猫がジーっと見上げていたらしい。

 その初対面とは思えない親しみのある様子、身体の色合いなどから、美容師さんが「もしかしてクロ?」と声をかけると、両目をつぶり、甘えるような表情を見せたそうだ。

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本当にクロが戻ってきた?

 クロとは、このブログのトップページ左側にずっと「おたずね」が載っている猫のことだ。2012年6月19日の大きな台風の後から、姿が見えなくなった。

 いなくなったのが美容室の連休の後で、そのシチュエーションも、なんとなくミーちゃんがいなくなったときと似ていたため、美容室界隈では「もしかしてミーちゃんを遠くに捨てた犯人が、またやったのか?!」としばらくの間話題だった(詳しくは『クロ、行方知れず!』参照)。

 写真を見ていただけばお分かりの通り、当時はまだ生後数ヶ月くらいの子猫というか、若猫だった。

 以来、かげもかたちも見えなくなってしまっていたクロ。本当に煙のように消えてしまったクロが、まさか無事でいて、戻ってきたのか!
 半信半疑で美容師さんが、「クロ?」「本当にクロなの?」声をかけると、そのたびに両目をつぶって応えていたという。
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もしかしてクロ?!(2)

もしかしたらクロ クロかもしれない猫と見つめ合っていたわずか数分、いや、もしかしたら数十秒かもしれない間。美容師さんの頭のなかには、実にさまざまな考えが浮かんでは消えた。

「クロじゃないかもしれないけど、とりあえず美容室の中に入れてあげようか」
「いや、お客さんもいるから、それはまずい」

「なら、外でゴハンをあげるくらいならいいんじゃないか? クロのために大量購入したキャットフードが封も切らずにそのまま物置にある」

「いやあぁ、まてまて。ここでごはんをあげたら、この周辺にいついてしまうかもしれない。そうしたら、またミーちゃん(もしかしたらクロも)を捨てた犯人の魔の手がのびるかもしれない」

「そんなめの遭わせるくらいなら、いっそ、心を鬼にしてゴハンをあげず、違う居場所を探してもらった方がいいのでは・・・」

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そして姿を消した

 そんなふうに美容師さんが逡巡している間に、クロかもしれない猫は隣のスナックの方に歩き出し、駐車場の先の小道を左へ折れ、姿を消したそうだ。

「かなり痩せて、片方の目には目やにが付いていたから、猫風邪をひいていたのかもしれません。クロかどうかは分からないけど、とっても気になって。また、来てくれたら、今度はゴハンをあげるのに・・・」(美容師さん)

たとえ名前をつけなくても

 聞けば、ちょうどタマの友達が亡くなった翌日くらいの出来事だった。いくらなんでも、そんなに早く天国からまた降りてきたとは思えないし、年齢的にも合わないから、タマの友達ではないだろう。

「偶然」と言ってしまえば、それで終わってしまう話なのだが、なんとなくそこに「必然」というか、一種の関連性を考えてしまう。

 ああ、また気になる猫が増えてしまった。たとえ名前をつけなくても、“特別なコ”になってしまう猫はいっぱいいるのだ。
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ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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