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君がいるから、人生は面白い(5)

テレビを見 るでん そんな「人につく」猫だから、夜中にはお腹の上にのっかってきたり、顔をなめたり、話しかけたりしてきて、安眠を妨害する。

 仕事をしていれば、パソコンのモニターと顔の間にどっかりと座るし、マウスを持つ手にじゃれたり、キーボードを踏んでは設定を変えたりしてくれる。プリンターとは戦うし、長電話していると「この書類、やぶいちゃうけどいい?」と言った視線を向けてくる。

 トイレに入っていれば「中に入れて」と声をかけられるし、 新聞を読んでいれば新聞の上に寝転がる。
 
 ゴハンがないと鳴き、遊んでくれとまとわりつき、とにかく四六時中「ねぇー! ねぇー! こっち向いてよ!!」と言ってくる。

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猫のいない生活はある意味快適

寄り添うでんとケフィ たぶん猫のいない生活は、ある意味ずっと快適だろう。夜はぐっすり眠れるし、読書もはかどる。トイレはゆっくり入れるし、仕事はうんとはかどるはずだ。休みの日ごとに、動物病院に行かなくたってすむ。お金もきっと節約できる。

 でも、そんな効率的な生活は果たして楽しいのだろうか? 「ねぇ、ねぇ」と言ってくれる存在もいない、自分のエネルギーを分け与える者もない毎日は、充実しているのだろうか。
 

失って悲しめる者がいる幸せ

 きっとそうではないだろう。
 
 ほ乳類のなかでも、ダントツに共感能力が高い人間は、だれかの世話をすること、だれかのために自分のエネルギーを分け与えることで、充実感を感じられる。

 いつでも心を配り、関心を持たずにいられない存在がいるからこそ、孤独を感じずにすむ。

 だからこそ、別れはとてつもなく辛く悲しいのだが、失ったことでそんなにも悲しめるほど大事な存在がいたということは、このうえなもなく幸せなことだ。

 それは自分がちゃんとその存在と向き合ってきたという証拠だから。
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君がいるから、人生は面白い(6)

散策中 ちゃんと向き合ってきた存在は亡くなっても残された者の中で生き続ける。
 
 たとえ肉体は無くなっても、私がでんと共に過ごした時間、でんがいたからこそ知ったこと、考えたこと、出合ったこと。
 でんが私にやってくれたこと、私がでんのためにしたこと。

 そんな私とでんの日常の中で繰り返されてきたやりとり、積み上げられてきた歴史が、私の人生そのものであり、生活であり、私という人間をつくっている。


でんに出会わなかったら

ひなたぼっこ もし、でんすけに出会わなかったら。17年前のあの日、でんが「この家で暮らす!」と宣言をしなかったら。
 きっと私は、今も猫アレルギーで、猫を遠ざけて暮らしていたことだろう。

 そうしたらきっと、ミーちゃんとの出会いも、タマとの出会いも、ほかの多くの猫たちとの出会いも無かった。

 ミーちゃんを探すために『迷子のミーちゃん』を著すこともなかっただろうし、本を書いたことで分かった「本当に“人間らしく”生きるとはどういうことか」とか「一見、邪魔者のように見えてしまう小さく弱い存在が大きな幸せを与えてくれていること」にも気づけなかった。

 もちろん『先生と迷い猫』という映画も生まれなかったはずだ。

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でんがいなければあり得ない人生

 そうしたら、私の人生は今よりずっとつまらなかった。便利で効率的な毎日は手に入ったかもしれないけれど、こんなにも豊かで、私らしい毎日を送ることはできなかったと思う。

 私の人生の一部になったでんは、私が生きている限り私のなかで一緒に生き続ける。これからも、でんがいなければ決して起こり得なかった出来事や出会いを紡ぎながら、私と関わるあらゆるものたちの未来を、でんもまた、つくっていく。

 でんがいなければ絶対にあり得ないことだ。

「君がいるから、人生は面白い!!」のだ!
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タマの姉妹? はたまたでんの生まれ変わり?

デッキを守るでんとでんに守られるタマ でんすけの四十九日が過ぎた頃から、にわかに裏の公園の猫通りが激しくなった。

 中には家のデッキまで上がってくるコもいたりして、茶トラのコやパンダ柄のコ、そしてミーちゃんにそっくりな三毛猫のコなどが、“ちょんっ”とデッキの隅っこに座っていたりするのが家人に目撃されている(残念ながら私はパンダ柄のコしか会っていない)。

 なかでもパンダ柄のコの往来が激しい。タマにそっくりな柄なのでまるで姉妹のようだ。

 たびたびデッキから家の中をのぞいていたりする。そしてデッキへの出入り口を開けていると、そこから家に入ってきて様子をうかがっていたりもする。

 まるでこの家が「なじみの場所」であるかのように。

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相変わらず弱虫のタマ

家の中をのぞく パンダ柄のコ
 人間が出て行くと、さっとデッキの下や隣家の庭へと逃げるのだが遠くに行く気配はない。
 どうもデッキの下に住んでいる気がする。

 人間不在のときはタマの部屋で暖を取り、タマのゴハンを食べている様子。しかしタマは相変わらず弱虫で、すぐに自分の部屋を明け渡してしまうし、ゴハンを食べられても文句も言えず困っている。

 でん亡き今、タマをかばい、デッキの安全を守ってくれる猫はいないのに・・・。

でんが毛皮を着替えてやってきた?

 それにしても、パンダ柄のコのある意味堂々とした振る舞い、「ここは我が家」と言いたげな雰囲気、それでいながら警戒心は忘れず、様子をうかがっているところなどなどなどがでんすけを思わせる。

 デッキに出入りする窓からじーっと家の中を見ている姿や、人間が出て行くとこちらの出方をうかがいながら身を隠す様子が、我が家にやってきた頃のでんすけの行動とそっくりだ。

「もしかして、でんが毛皮を着替えてやってきた?」

HAPPY BIRTHDAY! ケフィ

南の島を初体験! 浮き輪をくわえてごきげんなケフィ 2015年12月25日は、ケフィの15回目の誕生日だ。おめでとうケフィ! そしてありがとう!

 15年前の今日、ケフィがこの世に誕生した。それからというもの我が家では12月25日にクリスマスの祝いはせず、ケフィの誕生日祝いをすることになった。
 
 ケフィの母犬・エルちゃんが産んだ子兄弟姉妹が8匹、1日違いで出産したケフィの叔母犬・エムちゃんが産んだコたちが7匹(数はちょっとうろ覚えだけど)もいる中で、運命に導かれて我が家に来てくれたのがケフィだ。
 
 そうして私に、我が家に、この上もない幸せを運んでくれた。

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ケフィの歌

新潟ではじめての大雪に遭遇し満面の笑み 我が家では『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK)の主題歌、さだまさしさんの「Birthday」が流れると「あ、ケフィの歌」と話題になる。

 もともとの歌の主旨は「誕生日を祝ってくれた人への感謝」なのだと思うが、次のフレーズが私たち家族のケフィへの思いにぴったりなのだ。

幸せをありがとう ぬくもり届きました
何よりあなたが元気でよかった
宝物をありがとう 思い出届きました
生まれてきてよかった。


いくら感謝しても足りない

 ケフィがいることで私たちがどれほど楽しい毎日を送ってこれているか。ケフィが生まれてきてくれたことでどんなに幸福な時間が増えたことか。

 ケフィのぬくもりがあることが、ケフィが元気にしていてくれていることが、私たち家族にとって本当に大切な大切な宝物で、たくさんの思い出を届けてくれている。いくら感謝しても足りないくらいだ。

 でんを亡くしてからというもの、そのことを今まで以上にありがたく感じずにいられない。
ありがとうケフィ!
 HAPPY BIRTHDAY!
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ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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