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別れと出会い

 9月19日はでんすけの命日、10月末はミーちゃんが最後に行方不明になった時期。そして11月10日はバターの命日だ。
 
 前にも書いたが、この時期は私がたくさんの命を見送った月でもある。私にとって大切な人や動物たちが秋から冬にかけて亡くなっている。

 年が明けたら、1月1日が愛馬・アサクサの、4日がケフィの、そして5日がケフィの前にいた愛犬・りゅうの命日である。

秋から冬は出会いの季節でもあったひだまりでくつろぐでんすけとタマの微妙な距離感 今年は愛しい命をふたつも見送ったこともあるからか、妙に命日が気になる。通い猫が懐いてきているのはとっても嬉しいことなのだが、一方で「本当だったら、ここにいたのはタリだった」と思わずにはいられない。

 通い猫を見るたびに、今年の冬は、お布団でごろんとしたり、こたつに入ったり、たくさん抱っこをしたりして過ごせたはずだったタリのことを考えずにはいられないのだ。

「この時期、私はなんてたくさんの命を見送ったのだろう」としんみりしていて、あることに気がついた。

「秋から冬にかけてはたくさんの出会いの季節でもあった」ということだ。

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気になるゆめの体調

タリとはじめて出会ったとき でんすけもタマも、年代こそ違うが9月半ばに大型台風がやってきた日に「ここの家で暮らす」と決めた。
 タリがやってきたのは、でんすけが亡くなった1月後だからおととしの10月だし、ケフィの誕生日は12月25日である。アサクサが私の馬になったのも確か1月だったはず。

「長く生きることはたくさんの命を見送ること」ーー最近、そんなことばかり考えていた。でも、「長く生きているからこそたくさんの命とも出会える」のだ。

 最近は、もうひとつの家で暮らすゆめ(久々に登場!)がだいぶ衰えてきた。無事、冬が越せるのか心配はつきないけれど、せかっく出会った大事な命。ゆめがゆめらしく、少しでも元気に楽しく生きられるよう、できるかぎりのことをしてあげよう。

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スリスリ記念日

 今回は、久々にゆめのことを書こうと思っていたが、昨夜、事件が起きたので、その話をしたいと思う。

 なんと! 「通い猫」が私にスリスリしたのである!!

家の中に入ってくることも

「中に入りたい?」。様子をうかがう「通い猫」 寒くなったせいもあり、家の中をのぞいていることが多かった「通い猫」。最近はデッキの向こうから「にゃぁ~」と声をかけてきたりもする。
 出入り口を開けていると、中の様子をのぞきながら日向ぼっこしていたり、毛づくろいすることも増えた。

 人の姿が見えないと、そーっと中に入ってはくるが、人間の姿が見えると猛ダッシュで飛び出して行く。
 ゴハンをあげるときにはだいぶ逃げなくなってきたが、人間の方が手を出して撫でようとすると、耳を伏せてバックしたり「フーッ」と威嚇したりするので「まぁ、ちょっとずつだよね」と思っていた。

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距離がめっちゃ縮まった?

ときおり私を見上げながらスリスリし続ける「通い猫」 昨夜もデッキ側の出入り口を開けると、そこに「通い猫」が座っていた。ゴハンが欲しいのかなぁと思い、私がデッキに出ようとするとドンッと足にぶつかってきた。まさか「通い猫」からアプローチがあるとは考えなかったので、「私が足を出したときに蹴ってしまった?」と思っていたら、もう一度、ドンッ。

「これはもしやスリスリでは?!」

 確かめるべくじーっと立っていると、私の足の前側を数回スリスリ(写真)。続いて右足側をスリッとしながら家の中にいったん入り、私の足の間をくぐりながら外に出た。そしてそのスリスリを何度も繰り返した!!
 耳を澄ませると「ゴロ、ゴロ」というのど鳴きもしているではないか!!

 背中を撫でようとすると、やはり退いて警戒するが、もう一度、私が棒立ちになると足下に寄って来てスリスリを繰り返す。なんだか急に距離が縮まったみたい!!

「『この人は安全だね』と『通い猫』がスリスリしたから、11月10日はスリスリ記念日!」

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ふれあいファーム訪問記(1)

ふれあいファームで余生を送る馬たち 所用で北海道に行くことになり、ついでと言っては申し訳ないが以前から気になっていた「ふれあいファーム」を訪ねた。

 北海道浦河町でNPO法人 北海道浦河町ふれあいファームが運営するこの牧場に心惹かれたのは、「現役を引退した馬たちが一生を全うできる社会づくりを目指している」と聞いたからである。以下、牧場のホームページから引用である。

「当牧場は馬たちを『ただ生かす』ということではなく、人と馬の距離が縮まり共存共栄していくことを目的としています。その昔、馬は畑を耕す動力になり、馬糞はとても良い堆肥となり私たちが生きるための重要な役割を担っていました。サラブレッドは『走る』ために改良された品種なので畑を耕すことはできないかもしれませんが、馬糞はとても良い堆肥となることは今も昔も変わりません。もっと気軽に馬と触れ合える機会や乗馬を楽しめるようになれば馬の可愛らしさ優しさ、命の大切さを学ばせてくれます。人間と同じように馬も1頭1頭性格が違います。優しい馬、臆病な馬、ずる賢い馬、おっちょこちょいな馬・・・。そんな愛らしい馬たちとの良い関係を築き、広める活動してまいります」

 なんと素敵な取り組みではないか!

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経済動物としての馬

みんなのびのびして楽しそう 競走馬として生産される馬は、人間の都合で大量につくり出され、2歳になるかならないかで「速い(金になる)馬」か「遅い(穀潰し)馬」か選別され、「遅い馬」のほとんどはお肉になる。「この子を一生面倒みる」と思ってくれるオーナーに出会える馬なんて、宝くじに当たるくらいの確率だ。

 胃潰瘍(競走馬の多くが罹患している)になりながらレースで勝ち続けるか、用済みとして食用に回されるかの二者択一。乗馬馬に転用され、第二の人(馬)生を生きることができる馬もまれにいるが、年老いたり故障すれば、やはりお肉になる。天寿をまっとうできることなどほとんどいない。

「金を生まない」と分かった時点で、殺されるのが経済動物としての馬の生涯なのだ。


「優駿になれない馬」たちの末路
 
 私がそんな馬の生涯について知ったのは『競走馬の文化史―優駿になれなかった馬たちへ』(青木 玲著/筑摩書房)という本だった。

 その本を手に取った時期は、ちょうど伝説の競走馬オグリキャップが活躍した時代でもあった。もてはやされる「優駿」の影で、文字通り「廃棄」されるたくさんの「優駿になれない馬」たちが、どんな末路をたどるのかを知ったのである。

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ふれあいファーム訪問記(2)

人なつっこい「ふれあいファーム」の馬たち 現在、ふれあいファームには20頭ほどの馬が暮らしている。
 そのうちのほとんどが、競馬などで活躍できなかった、もしくは故障した馬だ。引き取る牧場がないなかで、たまたま縁あってここにたどり着いた。

「高齢だったり、病気や故障がある馬はどこの牧場も引き取りたがらない。オーナーが『預託料を払えない』と言われたらおしまい。出費覚悟で牧場が一生面倒をみるか処分するかしかなくない。でもね『どこにも行くところがない馬がいる』と連れて来られてしまったら・・・追い返すわけにはいかないしね」(ふれあいファーム場長)

 おそるおそる「この牧場では、オーナーが預託料を払えなくなった場合・・・どうするんですか?」と尋ねると、場長は少し困ったような笑顔を浮かべてこう答えた。

「そりゃあ追い出すわけにはいかないよね。なんとかしないと。今のところ幸いにもそういうことはないんだけどね」

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セカンド・チャンス

突然の訪問者に「なんだ、なんだ」と興味津々で寄って来た 突然の訪問者である私たちが手招きしながら声をかけると、馬たちは走って寄って来る。その様子からも、人間を信頼し、大切にされている様子が見て取れる。

 だけど実際のところ、牧場の維持はそう簡単ではない。ふれあいファームのスタッフはわずか三人。預託料と寄付、そして細々としたニンニク栽培などで経費をまかなってた。

「本当はもっと牧場に人を呼べるようにいろんなことをやりたいんだけど、とにかく人手がなくて」(場長)

 そう語る場長さんとスタッフさんと馬たちのセカンド・チャンスの話題で盛り上がった。


チャンスをつくり出す
 
 何度もこのブログで書いたことだが、私はこの世に不要な命など無いと信じている。

 馬も猫も犬も、他の生き物たちも同じだ。この世に生まれてきたからには、どれひとつ不要な存在など無く、すべてがだれかを救い、愛し、愛される可能性を秘めている。
 たまたまそういう関係性を持つチャンスに恵まれた命と、そうでない命があるだけだ。

 だとしたらそのチャンスをつくり出せないものなのかと、ずーっとずっと考えてきた。
 
 たいへんな運命を生き延びてきた馬たちだからこそ、細々と世の片隅で命をつなぐのではなく、「どんな命も大切なんだ!」というメッセージを発信し、堂々と生きるシンボルになってくれやしないか。
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テーマ : 保護活動
ジャンル : ペット

ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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