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ものごとのはじまり?

ご近所さん撮影の親子連れ。最近はあまり見かけない。 ここのところ、キチと一匹狼猫の話ばかり書いていたが、実はもう一軒の家のほうでもちょっとした変化があった。

 もう一軒の家ではゆめが亡くなった後、「ゆめのガールフレンド(我が家では姫と呼んでいる)がやってくるかも」と、玄関先にご飯を置くようになったのだが、あにはからんや、やって来るようになったのは近所で暮らす野良さんのご一家だった。

 いや、正直なところはよくわからない。一家族だけでなく、何家族か来ているような節もあるし、独り身の猫が我が家の玄関で単体でご飯を食べている姿も何回か目撃されている。
 我が家が留守にするときに、ゆめの面倒をいつも見てくれていたご近所さん曰く「たぶん8匹くらいが食べてます」とのことだった。

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三毛のお母さんと4兄弟

 人間を見ると(家の中から人が出て来ると)脱兎のごとく逃げてしまうので、実情はいまだわからない。でも、メインで食べている一家がいることだけはなんとなくわかってきた。
 小ぶりの三毛のお母さんが、①三毛、②茶色、③黒、④白地にグレーの子どもを連れて食べに来ている姿が(ご近所さんによって)頻繁に目撃されている。

家の中に迷い込んできた

 この①~④が、ようやく“人間の手のひらサイズ”を超えたくらいのとき、ゴミだし等で開けっ放しにしたドアから、相次いで家のなかに迷い込んできた。

 最初に入って来たのは②茶、次に④白地にグレー。いずれも人間の姿を見て玄関から飛び出して行った。いちばん長く滞在していたのは③黒で、逃げ惑って網戸の高い位置に上ったまま降りられなくなった。おそらく数時間は網戸に張り付いていただろう。かなりの恐怖を味わったようで以後、③黒だけは絶対に我が家に入ってこない。

控えめな感じの三毛

家の中に入ってきた三毛。こっちを見てるが逃げない。 最後に入って来たのは①三毛。4兄弟のなかでいちばん体が小さく、控えめな感じの猫だ。

「栄養不足のようだから」と、ちょっと贔屓目にヤギミルクや鳥の手羽などをほぐして①三毛にあげていたところ、最近は頻繁に顔を出すようになり、ついには玄関の中でご飯を食べるようになった!

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毛皮を着替えたでんすけ?


 ①三毛は、いちばん身体が小さくて、一見するとか弱そうな感じがするのだが、もしかしたらいちばん度胸はすわっているのかもしれない。
 子猫たちはだんだん我が家を安全な場と認識してきたのか、玄関先に座っていたり、門の上を連なって歩いたりする姿がよく見られるようになったのだが、その先頭には必ず①三毛がいる。

 家の中に入ってくるのも、まずは①三毛。そしていつも①三毛にくっついて歩いている②茶色が続き、ときと場合によってそれ以外の毛色のコ(③黒、④白地にグレー)も入ってくる。

三毛がお出迎え

玄関前でお出迎えしてくれた三毛(フラッシュで目が光っちゃってるけど) 先日は、私が帰宅したら玄関前に①三毛が鎮座。まるで「お出迎え」のように待っていて、1メートルくらいの距離まで近づいても逃げなかった。家人も、「ドアを開けたら①三毛が座って待っていた」と言っていた。

 さすがの①三毛も、至近距離まで近づくと逃げてしまうのだが、それでも物陰からじーっとこちらを見ていたりして、人間の様子をうかがっているし、カメラを向けても逃げない。

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でん似の三毛

顔をのぞかせてこちらをうかがう三毛 だいぶ距離が縮まってきたので、改めて色や柄や数を確認していたところ、どうも⑤キジトラっぽい子猫もいるようなので、4兄弟ではなく5兄弟なのかもしれない。

 そして至近距離で頻繁に見かける①三毛をよく見ると、「でんすけに似てる?!」。


子猫のころのでん

 小柄だけど度胸がすわっているところ。賢くて物怖じしないところ。他の猫に一目置かれているところ。そして「白地に茶やグレー」が入った“なんちゃって三毛”の毛色や顔立ちも、そう思うからなのか、でんすけに似ている気がする。

 瞳の色だけは、エメラルドグリーンだったでんとは違う琥珀色だが、ちょっと小首をかしげてじっーと見ている姿は、やはりでんと重なる。
 きっと子猫の頃のでんはこんな感じだったのではないかと思う。

「もしかして、毛皮を着替えて、でんが帰ってきた?!」
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もし、またでんに逢えたら

「もし、またでんに逢えたら」

 でんがお星さまになってから、ずっとずっと願ってきた。タマのこともタリのこともゆめのこともキチのこともかわいい。一匹狼猫も気になる。

 だけどやっぱり「でんとは赤い糸で結ばれていた」と、今も思う。でんにとって私は特別な人間だったと思うし、私にとってもでんは特別な猫だった。

 そんなでんすけと、もしまた暮らすことができたなら・・・と、何度考えたか分からない。

家の中まで入ってきた

猫窓の前に座ってこちらを見る三毛 でんに似た①三毛は、少なくとも他の猫たちよりも私たち人間を怖がらない。

 最近は、ベランダの猫窓から出入りして、家の中まで入ってくる。そんな①三毛にくっついて、家の中に入ってくるようになったのは、③黒。前から①三毛の後をよくついて回っていた②茶もときどき入ってくる。

 先日は①三毛と③黒が、猫窓の前に並んでじーっとこちらを見てるので、鶏の手羽元をほぐしてあげたら、はぐはぐと美味しそうに食べた。

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餅つき状態

交互に顔を突っ込んで手羽元を食べる二匹 餅つき状態で、一匹が茶碗に顔を突っ込んでいるともう一匹は待っている。

 一匹が食べ続けていて、しばらくすると待っていた一匹が、「もういいでしょ」と言わんばかりに顔を突っ込むと、もう一匹はしばし待つ。
その後、待っていた方が「そろそろ譲ってよ」と顔を突っ込むと、また食べ方交代という感じだ。
 
 その様子がかわいらしくて、魚やらヤギミルクやらをあげていたら、最近は夜中も出て行かず、家に泊まることもあるようだ(人間は寝てしまうので確認できない)。
 
 この距離感、もしかしたらほんとうにでんなのか?

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野良さんを受け入れる覚悟

絶妙な距離感で寝転ぶキチとタマ 漫画家・くるねこ大和さんのマンガを見て、「あっぱれ!」と思ったことがあった。くるねこさんが道ばたに捨てられた子猫を見かけ、拾った。そこには、こんなコメントがあった。
「悩んだって 迷ったって どうせ拾うんだから」

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結局は拾うのだ

 そう、悩んだって、迷ったって、どうせ拾う。自分の過去を振り返ってもそうだった。

「家は飼えないからね」と、猫に言い聞かせはするものの、気になって捨てられた子猫に何度もご飯を運んだ。まだ自由に動き回れないサイズだから、カラスに狙われていないか、犬を怖がっていないかなど、いろいろなことが気になって何度も様子見に行ってしまう。

 そしていつもタイミング良く天気予報は雨を告げ、雨が降り出す前に拾う。そんなことが何度もあった。拾うまで「大丈夫かな」「今頃何してるだろうか」「きっと心細かろう」・・・なんて考えるのがとっても大変で、胸が痛かった。

 だからくるねこさんの一言は、目から鱗だった。悩んだ末に拾うならば、最初から拾ってしまえばいい。そのほうがずっと楽だ。

キチの不在期間

キチの方が先住猫みたい? 以後、家にやってくる猫たちのことも、できる限り受け入れることにした。タリも、キチも、一匹狼猫も、でんに似た子も、でんに似た子が連れて来る他の子たちも、やってくる限りできるだけ拒否しないようにしようと思ってきた。

 でも、ある程度成長し、自由に動ける野良さんを受け入れるということは、そう簡単ではない。
 「拾う」のではなく「やって来る」猫の場合、「やって来ない」という選択肢もあちら側にあるからだ。

 顔を出さなくなるたびに「もう二度と逢えないのではないか」と怯えながら、待つのは辛い。ムダと知りながら近所を探し回るときは心配で胸が張り裂けそうになる。

 実は10月あたまにやって来て以来、キチがまったく姿を見せない。来週で4週間目に入る。今までで1~2を争う長い不在期間である。

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このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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