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大々的な猫保護作戦(1)

 1月末からとにかく忙しいことが続いていて、まったくブログの更新もできなかった。その「忙しいこと」の理由のひとつが、大々的な猫の保護作戦である。

 自治体の動物相談員(以下、相談員)さんの助言のもと、デニクロを捕獲したことはすでに書いた。その後、正式に自治体の助成金を申請し、我が家にゴハンを食べに来ている他の猫たちも保護することにした。

リリースという選択

庭先に並べられた捕獲器 しかし我が家にゴハンを食べに来ている猫は、毎日必ず来るコが5匹程度、たまーに来るコが3~4匹と推定された。この数だと万が一、全員保護できたとしても、家の猫になってもらうのは難しい。

 そこで今回は「捕まえて検査やワクチン、去勢・否認に耳カットをしたらリリースする」という選択をした。

 相談員さんと本格的に話を始める以前、デニクロが我が家にやってくる以前は「数匹ずつ保護して、人間に慣らし、飼い主を見つける」ことを考えていたが、デニクロの家庭内野良猫状態や、「数匹ずつ捕まえる」ことの難しさを悟り、現実的な選択をせざるを得なかった。

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捕獲に要するのは3日間

おいしいゴハンにつられて、入る猫がいるのか? 猫保護作戦を実施するには、我が家のメンバーのだれかが保護猫を中心動ける日が3日間なければならない。
 1日め捕獲、2日め病院へ搬送、3日め病院から連れ帰るということが必要なのだ。

 もちろん、3日間まるまる空いてなくていいのだが、捕獲は夜、病院搬送は午前中から午後イチにかけて、引き取りは午前中にすることが多いから、けっこう仕事や生活が制約される。


事前準備が必要

 しかも動物病院の温度差もいろいろで、受け入れ病院を見つけるのも手間がいった。こちらが勝手に保護を決めても、手術してくれる病院がなければダメだ。

 まとめると助成金を使った保護のためには、①自治体への申請(何匹、どんな模様の猫を捕獲するか)、②申請受理の通知、③受け入れ病院の確保・予約、④連れて行く人間たちの予定の確保、⑤捕獲器の確保 という事前準備が必要なのだ。
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大々的な猫保護作戦(2)

 自治体への申請から受理の通知をもらうまでにゆうに1月以上はかかったし、さらには受け入れ病院を見つけるのにも骨が折れた。

 自治体がくれた「飼い主のいない猫の保護活動の協力病院一覧」には載っかっているくせに、実際に電話をすると「うちの病院はあまりやってない」とか「院長がいないと分からない」とか「事前の検査で避妊・去勢が可能な体調かの確認をさせてもらう」(人慣れしてない猫を二回も捕まえるなんてできるわけない!)などなどと、けっこうな確率で言われる。

 明確に断る病院は多くは無いが、「それって暗に『野良猫は連れて来るな』ってことじゃない?」という反応をする動物病院は少なくない。

 ようやく対応のいい病院を見つけた! と思ったら、我が家の都合が良い日が定休日なんてことも。

2月5〜7日に決行

神妙に捕獲器のなかで過ごす そんなこんなで手間取り、ようやく保護の日取りが確定したのは1月半ば過ぎ。決行は2月5~7日となった。

 相談員さんによると「一度、捕獲器に遭遇するとその後、警戒する猫が多いのでなるべく一気に、一回で大量に捕まえるのが得策」とのこと。
 捕獲日当日、我が家には新聞紙にくるまれた捕獲器が、なんと8台も運びこまれた。

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5匹が“お縄”に

リリースされる前の猫たち 理想は猫の通り道になりそうなところに分けて置くことなのだそうだが、あいにく近隣に協力してくれる家が無く、我が家の狭い庭にところ狭しと捕獲器が置かれることになった。

 何台もの捕獲器が並んでいる姿はなかなか壮観だった。たまたまやってきたAmazonの宅配業者が「これはいったい何のためのものですか?」といぶかしげに尋ねていったほどだ。

「こんなに並べて置いて、ひっかかる猫なんているのかなぁ」と不安に思っていたのだが、なんとなんと!! 捕獲器を置いた直後に4匹が、さらに夜中に1匹が、見事5匹が“お縄”となった。

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ママミケの策略

“お縄”となった5匹の猫は、おそらくすべてデニクロの家族だ。以前は、複数の家族や単独猫も来ていたが、最近目撃していたのはこのメンバー。きっとデニクロ家族が集団で他の猫たちを席巻し、我が家をテリトリーにしたのであろう。

 捕まった猫は、デニクロのお母さんである三毛猫(便宜上、ママミケと呼ぶことにした)と、それにそっくりの三毛(コミケ)、白黒のブチ、白とグレーのブチ、そして珍しいチョコレート色の子だった。

貫禄のあるママミケ

捕獲器に入ったママミケ なぜその三毛が「お母さん」と思ったかというと、他の猫たちのように暴れることも怯えることも、泣き叫ぶことも無く、どっしりと落ち着いていたからだ。

 一皮むけたその感じは、どことなく貫禄があるというか、捕獲器のなかで「この事態は予測していた」というような空気を醸し出していた。

 小ぶりなのに腹が据わったこのママミケは、手のひらサイズだったデニクロたち6匹を従えて、我が家の周囲に巡らされた塀を上を歩いて玄関先のゴハン場所まで連れて来ていた。
 
 そしてある日のこと。私が洗面所に立っているとなぜか視線を感じ、ブラインドの隙間から外をのぞくと、塀に座って「じぃー」とこちらを見ているママミケと目が合った。

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またまたデジャブな感じ

以前はよく出入りしていたほかの猫家族「この感じ、どっかで体験したことがある?!」

 そう、それはでんすけや、タリやキチが我が家に現れたときに向けてきた視線と、とっても似ていたのだ。

「私は今、値踏みをされているのだ。『この人間は安全なんだろうか』『果たして子猫を託して大丈夫な輩なんだろうか』と観察されている」

・・・ママミケの視線を浴びながら、そんなことを考えたことを覚えている。


ママミケのお眼鏡にかなって
 
 ママミケのお眼鏡にかない、私はデニクロを家猫として、その姉妹・兄弟を外猫として面倒を見ることになった。人間が「不測の事態」と思っていた猫保護作戦は、もしやママミケの策略だったのか?!。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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