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老いた動物と暮らすということ(4)

ボールをくわえて嬉しそうに戻ってくるケフィの笑顔 長い月日を共に過ごすうちに、いつの間にか真夜中に懐にもぐりこんでくるでんすけの温かさや、ボールをくわえて嬉しそうに戻ってくるケフィの笑顔(写真)が「ある」ことが当たり前になっていた。

「今日は昨日の続きで、明日は今日と同じ明日が来て、この毎日はずっと続く」・・・そんなことは当たり前すぎて考えたことすらなかったけれど、最近はたまに「いつまでこんな毎日を続けられるんだろう?」という一抹の不安が過ぎることがある。

 でんすけやケフィがちょっと体調を崩すと、「このまま治らなかったらどうしよう」とドキドキするようになった。


 アウトドアが大好きなケフィのために、「次はここに行こう!」とか、「来年はこんなことをやろう!」とか、テレビや雑誌、ホームページなどで「わんこといっしょにできる○○」を探すことが何より楽しみだったが、「来年も同じことができるだろうか」と考えることが多くなった。

「まだまだいろいろやれる」「今度はこんなことをやってみよう」とのワクワクが、「またできるかな」という心配に変わったーーその折り返し地点はいったいどこだったんだろう。

折り返し地点はミーちゃんがいなくなったとき

 それはきっと、ミーちゃんがいなくなったときだ。

 電柱やポスとのように風景になじんでいたミーちゃんがいなくなって、「いる」ことが当たり前だったミーちゃんという存在が無くなったとき、その存在の重みが身に染みて分かった。
 
 ミーちゃんが私たちに与えてくれていた安らぎや安心感、幸福感がこんなにも大きなものだったのだとはじめて分かった。

 ミーちゃんが行方不明になってはじめて、時代に取り残されたかのような商店街も、やはり時代と共に変化していて、社会状況と無関係ではないことを実感させられたし、「いつまでも続く毎日は無い」ことも思い知らされた。
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コメント

Secret

本当ですね

みーちゃんさんちのコも10歳なんですか!
うちのタマよりは年下だけど、もうシニアに入りますね。
なるべく病気をしないで、元気に楽しく長生きして欲しいですよね。

No title

動物と共に暮らす人は、みんな同じ思いなのでしょうね。
永遠なんて無いことは頭ではわかってるのに、
一緒に過ごす幸せな毎日がこれからもずっと続いていくんだと信じて疑わない。
そしていなくなって初めて、
どれだけ暖かくて大きな存在だったのか、改めて気づかされるんですよね。

うちの子も今年で10歳。
ただただ元気で長生きしてもらいたいです。
ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
ブログについて
さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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