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そしてバターはお星様になった(4)

ゆめ ゆめは、かれこれバターが子猫としてやってきたときから、ずっと一緒に暮らしてきた。本当に文字通り、ずっと一緒に暮らしてきたのだ。

 牽制しあったり、追いかけたり、バターに威嚇されたりしていたけど、バターはゆめを頼りにしていて、ゆめもバターのことが大好きだった。

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バターを探し続けて

 バターがいなくなった後、ゆめは、人間を玄関まで出迎えに来るたびに、何度も後ろを振り返っては、不思議そうにくるくる回っていた。たぶん「あれ? バターは??」と探していたんだと思う。

 いつも人間が帰宅すると、ふたりで鼻と鼻をくっつけて「よかったね」と挨拶していたのに、その相手がいないのだ。

 バターがよく入っていた洋服ダンスや、バターの指定席だったキャットタワーの最上部をつめては「にゃぁああお~」と、バターを呼んでいた。

 ゆめ自身は入ろうともしなかった押し入れの中や、戸棚などバターがいそうな場所に入り込んではゴゾゴソし、バターを探していた。

バター捜索が本格化

 バターがいなくなって三日ほどたった頃から、ゆめのバター捜索が本格化した。

「いよいよバターが、本当に見当たらない」と思ったのか、ゆめは「ぎゃぁああおおう」とものすごいけたたましい声を上げながら、1Fから3Fまでをフルに行ったり来たり走り回ってはバターを探していた。

 そして、あの犬並みに食べる大食らいのゆめの食欲が、落ちた。
 
 このままでは、ゆめまで死んでしまうのではないかと心配になるくらい、ゆめはしばらくの間、食べ物も口にせず、必死でバターを探していた。
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コメント

Secret

No title

ゆめちゃんも、バターちゃんのことが本当に大好きだったんですね。

うちの子が亡くなった時も、
もう一匹の子とはそれほど仲良くなかったですが、
でも、いつも座ってた椅子や、使っていたつめとぎを、
じっと無言で眺めている姿には涙が出ました。

猫ちゃんは繊細ですから、
人間が思う以上になにか感じることがあるのだと思います。
失った寂しさはその子でないと埋められないですもんね・・・。
ゆめちゃんのこと、たっぷり可愛がってあげて下さいね。
ブログリニューアル
このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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