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そしてバターはお星様になった(5)

ゆめ そして、いよいよバターがいないと確信した頃から、ゆめは急にとんでもなく人間に甘えるようになった。

 それまでのゆめは、いわば「孤高の猫」。バターのように寝室に来ることもほとんどなかったし、抱っこされるのは大嫌い。足下にすり寄って来ることはあっても、膝の上に載ることなんてめったになかった(パソコンのモニターの前を陣取って「撫でろ!」と言うことはあったけれど)。

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ゆめがバターになった?!

 ところが、まるでバターのようにいつでも人間を探しては、後をくっついて歩くようになった。
 ほとんど上らなかったキャットタワーの最上部に座ったり、人間の膝の上で眠ったり、抱っこを催促するようになった。まるでバターがゆめの中に入り込んだみたいに。

 もしかしたら、バターがいなくなって、不安で寂しいのかもしれない。いや、もしかしたら、「今まではずっと、バターに遠慮していただけだったのかもしれない」とも思う。

 ゆめはとっても平和主義だ。必要以上に人にまとわりつくことはなかったが、だからと言って見知らぬ人でも警戒しようとはしなかった。何しろ、犬やカラスとも友達になってしまうような猫だ。

 だから、後からやって来た、ちび猫のバターを思いやって、ごはんのときも、甘えるときも、眠るときも、「一番いいもの」をバターに譲ってきただけだったのかもしれない。13年間ずーーーっと。

まだまだ時間が必要

 今もまだ、バターはゆめの姿を借りて、その存在をアピールしてる。時折、本当にゆめをバターと見間違うこともある。

 それだけでなく、靴の中、タンスから取り出した洋服、ときには食品棚に置いた乾物類の袋の中から?! バターの毛が現れて、存在感を示している。
 かつては「あー、こんなところにも毛が付いてる!」と払い落としていたのに、今はそれができない。それもバターの一部だと思うから・・・。

 バターがいなくなったことを認めるには、まだまだ時間がかかりそうだ。
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コメント

Secret

本当にそうですね

みーちゃんさんのコメントに涙が出ました。
いなくなるのを認めるのは難しい。本当にその通りです。
でも、ゆめをかわいがることがバターをかわいがることになると思うと少しだけ気がらくになります。

No title

いなくなったことを認めるのには時間がかかる・・・
もちろんそれはそうですよね。
出来れば認めたくないくらいですからね。。。

私は家族以外の友人に、
普通にうちの子の話が出来るようになるまでに、
3年程かかりました。
愛用していた枕や毛布などは、いまもそのまま残してますし、
そこについてる毛1本1本がとても愛おしいです。

ゆめちゃんが甘えん坊になったこと、
色々考えるとなんだか切ないですが、
ゆめちゃんを可愛がることが、
バターちゃんを可愛がることにも繋がっていくんですね。
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このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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