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ケフィ、今年の夏も海に行く!!(2)

おそるおそる海に入るケフィ「全身麻酔でCTを撮る」と決断したときは、恐怖で体が震えた。

 今まで何回も、いろんな動物たちの手術などの同意書にサインしてきたが、「私の決断がケフィを殺してしまうかもしれない」と思うと、サインをする手には冷や汗。ケフィを預けて病院を後にしたときも、心臓がばくばくいっていた。

 ゴールデンレトリーバーの年齢換算表によれば、15歳2カ月(全身麻酔をした当時)のケフィは、人間にすると100歳近い。全身麻酔は無謀としか思えない年齢だ。
 
 家族内でも意見が割れた。その様子を見た担当獣医師は「ご家族の合意ができないなら、止めた方が賢明です」と言い、いったんはCTは撮らない方向で話が進んだ。

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勇気をもらえる書き込み

リードを付 けて泳いでみる「もう十分生きたのでは?」
「静かに余生を見守ってあげたら?」

 そんな声も聞こえてくる。でも、あきらめきれなかった。「もしかしたら、もっと元気に、人生を楽しみながら最期を迎えることができるかもしれない」という思いが捨てきれなかった。

 藁にもすがる思いでネット上の情報を見ると、「高齢犬はリスクが高い」と口をそろえたような書き込みばかり。しかしそのなかに一件だけ、勇気をもらえる次のような主旨の書き込みを見つけた。

「うちのコは15歳で全身麻酔をして大手術をしましたが、今は元気です。手術をして良かったと思っています。『高齢だから』と決めつけず、そのコの状態を見て、獣医師さんと十分に相談して決めた方がよいです」


清水の舞台から飛び降りた

 書き込みに背を押され、それまでのあらゆる検査結果をもう一度見て、担当獣医師と時間をかけて相談すると、担当獣医師はこう言った。

「若くても全身麻酔のリスクはあります。高齢犬だとリスクが高くなるのは事実です。でも“今の”ケフィちゃんならどうにか乗り切れるのではないかと思います」 

「“今の”ケフィちゃんなら」・・・その言葉が心を決めた。

 つまりそれは、もう少し経ったら、全身麻酔は難しいということだ。「今、やらなかったら、もうできないかもしれない」ということではないか。
 それに担当医は救命救急に携わってきた獣医師だ。もしうんとリスクが高いなら、止めるはずである。
 
 私は清水の舞台から飛び降りる気持ちで、同意書にサインをした。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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