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はじめての夜間緊急診療(2)

夏の旅行中も実は胸水チェックをしていた 夏の旅行中に行った病院でも思ったのだが、ケフィが日頃受けているのは高度医療に入るらしい。さらに、そんな状態の犬を連れて出かける人もほとんどいないらしい。

「もうすぐ16歳のゴールデンで、リンパ腫と肺の血栓を患っています。定期的に胸水を抜いています」

 そう告げると、初めて会った獣医師はみな一瞬たじろぐ。そして必ず「治療はしますが事故(突然死)が起きた場合の責任は負えません」と言われる。さらに、「いつもはどんな針で、どこから、どんなふうに抜いていますか? 立ち会っていますか? 麻酔は?」などなどと尋ねられる。

「念のため胸水の溜まり具合を見てもらおう」と思った夏の旅行中とは状況が異なる。すぐにかかりつけの高度医療を行う病院の夜間緊急に電話した。
 あいにく主治医はいなかったのだが、名前を告げると「あ、ケフィちゃんですね。そこにいる獣医師と替わってもらえますか?」と電話の向こうの獣医師は言い、目の前にいる獣医師に細かく指示をはじめた。

 再び電話を替わると「今、通常行っているやり方を伝えました。それで事態が変わらなかったらすぐにこちらの病院に来てください」とのこと。

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大きなチャレンジ

タリと並んで仲良し

「急激に水を抜くとショック死の可能性があるのでこのくらい(800ミリリットル)だけ抜いておきましょう」(獣医師)とのことだったので、全体量は分からない。しかし、舌が白くなって苦しそうにしていたところを見ると、2リットルは超えていたのではないかと思う。

 実際、その翌々日、主治医がいる高度医療を行う病院に行き、麻酔を使わずにできる限りの検査をしてもらうと、わずか2日しかたっていないのに胸水は1.2リットルもあった。そして、原因ははっきりしないが、軽い脱水状態にもなっていた。

 検査結果からは新たな疾患は見つからなかった。そうなると胸水も脱水も、「リンパ腫が原因」と考えるのが自然ということだ。通常、脱水の場合は皮下点滴で補う。しかしケフィの場合、補った水がすべて胸水になってしまう可能性もある。

「補うよりも溜まらない方法を探りましょう」(主治医)との判断は非常に合理的だったので、私は同意した。簡単に言うと、抗がん剤の量を増やすことにしたのである。
 しかしそれが、大きなチャレンジとなった。
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このブログは「ミーちゃんを探して」を2017年2月20日にリニューアルしました。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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