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いくつもの「最後」

イルカさんと 初のご対面 ケフィが荼毘に付されるまでの2日間、いくつもの「最後」があった。

 ブラッシング、体をふくこと、耳のそうじ、目や口の周りをきれいにすること。ベッドを整えて、枕にケフィの頭を乗せること。抱っこ。どれもこれも、もう二度としてあげることはできない。

 それから最後の散歩。黄色いバギーに乗せ、ブランケットをかけ、家族でケフィに話しかけながら川沿いの道を歩いた。

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尽きないエピソード

「ほらケフィ。子犬の頃、『待て』をしてから『来い!』の練習をした所だよ」
「必死で走って来る姿がかわいかった」
「走ると耳がダンボみたいにぴょんぴょん跳ねるんだよね」

「この橋を渡るのが怖くて、嫌がったよね」

「ここでカラスの大群に出会うと大興奮してた」

「こっちへ曲がると、家まで近いと知っていてショートカットしようとしたよね」

 話は尽きない。どこを歩いていても、何を見ても、ケフィとのエピソードが次から次へと沸いてくる。
 16年間、当たり前のように続いていた出来事。これからもずっと続くと思っていた毎日。
 でも、今日で最後だ。

最後の添い寝

オットセイの動きと鳴き声に釘付け 2日間、夜はケフィの前足を握りながら眠った。北から南まで、いろいろなところを一緒に歩いたり、走ったり、泳いだりした足。お散歩のたびに拭いた足。握手をしたり、ハイタッチをした足。この足に触れるのも最後。
 
 そして、こうやって添い寝をするのも最後だ。

 いつもは自分の部屋に「ハウス」して、ひとりで寝ていたケフィ。旅行が好きだった理由のひとつは、ルールが緩むことを知っていたからかもしれない。

 旅先でも表向きは人間と寝ることは禁止していたので、電気が消えるまでケフィはちゃんと自分のブランケットの上で丸まっている。ところが暗くなった瞬間、「やった!」とばかりに人間の布団に乗ってきて、ぴったりと体をくっつけきた。
「今日は旅行だから、特別だよ」と、気づかないふりをするのが人間側のルールだった。

「急に電気を点けたらあわててベッドから飛び降りたこともあったよね」(私)
 
 宿に着くと、尻尾をふりふりしながら入念に間取りチェックと探索。自分のブランケットに頭をこすりつけて前足で掘り、「嬉しい! 嬉しい!」と全身で表現していたケフィ。 
 そんな思い出のブランケットにくるまったケフィと眠るのも、これで最後だ。

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コメント

Secret

No title

確かにそうですね。今までの積み重ねがあるからこその「最後」ですもんね。
ケフィは本当に感情表現がストレートです。親ばかですが、無邪気という言葉がぴったりです。

No title

「最後」というのは切ないものですね。
でもこれだけたくさんの「最後」があるというのも、
また幸せなことなのかもしれませんね。
ケフィちゃん、感情がストレートに出て、とてもキュートで可愛いです。
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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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