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クローン犬はケフィなのか?(1)

「ゴハンちょうだい!」と要求するケフィ ケフィが亡くなった直後、友人から愛犬のクローンをつくっているという韓国の企業があるという話を聞いた。友人は「法外なお金を払ってクローンなんかつくるくらいなら、そのお金で、たくさんのコを幸せにできると思うのに」と言っていたが、まったくもってそのとおりだと思う。

 そのとき送ってくれたネットニュースは見つからなかったが、たぶん、このサイトに載っている企業のことではないかと思う。

 そのとき友人が送ってくれたニュースによると、すでに欧米の大金持ちなどが何人も発注をしていて、「今回のコが亡くなったらまた、次にクローン犬を注文する予定。そうすれば私は一生、○○(亡くなった犬の名)と一緒に過ごすことができる」との喜びのコメントが載っていたように記憶している。

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倫理上の問題

 このペットのクローン開発には、倫理的な問題がいろいろと指摘されている。人が命を操作するという従来から言われている問題以外にもある。クローンをつくる際、卵子を提供するメス犬と代理母となるメス犬は、無事、クローンが誕生して「用済み」となってしまえば、殺処分あるいは市場に出されるのが常だと言うのだ。

 この研究? というか商売を行っている韓国の「Sooam」の創業は2005年だが、すでに700頭以上の実績があるとのニュースも見つけた。

 もともと生体販売を合法としている日本にもペット業界にも、そして殺処分についても異を唱え続けてきた私としては絶対に許せる話ではない。

同じ遺伝子を持った別のコ

海辺で泥パック状態になったケフィ そもそも、そんな大きな犠牲を払ってまでクローンをつくっても「同じ犬」は二つと生まれない。もし、ケフィのクローンをつくったとしても、それは「ケフィの遺伝子を持った」別の犬だ。

 確かにそのコは、見かけ上はケフィとそっくりになることだろう。毛並みや、体つき、ちょっとした仕草がケフィを彷彿とさせることだろう。そんな「ケフィ似のコ」と暮らせるなら、それはそれでとっても幸せなことだとは思う。

 だけど、そのコはケフィではない。「ケフィに似た、同じ遺伝子を持った別のコ」に過ぎないのだ。

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コメント

Secret

No title

確かに、クローンと暮らす切なさってあるかもしれません。
毎日、ケフィやでんの姿を考えてしまいます。「まったく新しいその子」を見られるようになるには、まだ時間がかかりそうです。

No title

おっしゃる通りだと思います。
「同じ遺伝子をもった別の子」です。
誰かと暮らすならば、まったく新しいその子を見てあげるべきではないのか?
と、私は思います。
クローン誕生→用済み→殺処分 っていう流れも、
到底納得がいくものではありませんよね。
私は逆に、クローンと暮らすのなんて切ないような気がします・・・。

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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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