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ふれあいファーム訪問記(1)

ふれあいファームで余生を送る馬たち 所用で北海道に行くことになり、ついでと言っては申し訳ないが以前から気になっていた「ふれあいファーム」を訪ねた。

 北海道浦河町でNPO法人 北海道浦河町ふれあいファームが運営するこの牧場に心惹かれたのは、「現役を引退した馬たちが一生を全うできる社会づくりを目指している」と聞いたからである。以下、牧場のホームページから引用である。

「当牧場は馬たちを『ただ生かす』ということではなく、人と馬の距離が縮まり共存共栄していくことを目的としています。その昔、馬は畑を耕す動力になり、馬糞はとても良い堆肥となり私たちが生きるための重要な役割を担っていました。サラブレッドは『走る』ために改良された品種なので畑を耕すことはできないかもしれませんが、馬糞はとても良い堆肥となることは今も昔も変わりません。もっと気軽に馬と触れ合える機会や乗馬を楽しめるようになれば馬の可愛らしさ優しさ、命の大切さを学ばせてくれます。人間と同じように馬も1頭1頭性格が違います。優しい馬、臆病な馬、ずる賢い馬、おっちょこちょいな馬・・・。そんな愛らしい馬たちとの良い関係を築き、広める活動してまいります」

 なんと素敵な取り組みではないか!

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経済動物としての馬

みんなのびのびして楽しそう 競走馬として生産される馬は、人間の都合で大量につくり出され、2歳になるかならないかで「速い(金になる)馬」か「遅い(穀潰し)馬」か選別され、「遅い馬」のほとんどはお肉になる。「この子を一生面倒みる」と思ってくれるオーナーに出会える馬なんて、宝くじに当たるくらいの確率だ。

 胃潰瘍(競走馬の多くが罹患している)になりながらレースで勝ち続けるか、用済みとして食用に回されるかの二者択一。乗馬馬に転用され、第二の人(馬)生を生きることができる馬もまれにいるが、年老いたり故障すれば、やはりお肉になる。天寿をまっとうできることなどほとんどいない。

「金を生まない」と分かった時点で、殺されるのが経済動物としての馬の生涯なのだ。


「優駿になれない馬」たちの末路
 
 私がそんな馬の生涯について知ったのは『競走馬の文化史―優駿になれなかった馬たちへ』(青木 玲著/筑摩書房)という本だった。

 その本を手に取った時期は、ちょうど伝説の競走馬オグリキャップが活躍した時代でもあった。もてはやされる「優駿」の影で、文字通り「廃棄」されるたくさんの「優駿になれない馬」たちが、どんな末路をたどるのかを知ったのである。

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さいたま市岩槻区で地域猫として住民に愛されていた三毛猫の「ミーちゃん」。 このブログはまず、2008年に行方不明になったミーちゃんの情報収集のためにつくられました。 […続きを読む
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